首都圏の緊急事態再延長でどうなる？

緊急自体宣言で各所のコロナ感染者数も減りましたが、まだまだ収束には程遠いこの頃。

関西や中京圏は解除されましたが、首都圏は3月21日までの再延長が決まりました。
首都圏のみの再延長で、ライブ遠征にはどのような影響があるのでしょうか。

再延長でライブは行ける？

緊急事態宣言が3月まで延長、となった時はこれに伴い2〜3月のライブの延期や中止が相次ぎました。

今回の再延長でも、急遽再延期になったライブが出ています。
大手ですと、ジャニーズも22日までの公演を中止にしています。
そのほかにもジャンルを問わず、中止や再延期になる公演は相次ぐと思われます。

急遽配信のみになるライブも増えるでしょう。

各バンドともこのあたりはかなり悩ましいところなので、どうなるかはギリギリまでわかりません。

ライブを決行することになっても、行けない人のための払い戻しもありえますのでこまめに公式の情報は見ておきましょう。

すでに緊急事態宣言が解除された地方の人には「せっかくだから首都圏まで遠征したい」と思う人も少なくないでしょう。

しかし、なかなかそうはいかないのも実情です。

羽田発着を中心とする飛行機の便は3月いっぱいも大幅な減便が相次いでいます。

特に、東北や北陸との便は１日１本あるかどうかに減らされているところもあります。

ですから、コロナ感染の危険以前に飛行機でないと遠征できない人にはかなり厳しいことになります。

新幹線も3月いっぱいはかなり減便が多くなっていますので、「飛行機がないから新幹線で回っていこう」というのもやりづらくなっています。
また、新幹線の最終も繰り上がっています。

GO TOトラベルも再開までまだ時間がかかるので、どうしても遠征費用はかさみます。

このように、地方から飛行機や新幹線での遠征は、3月中はかなり難しいことになっています。

予算や有給が厳しい人は、やはり配信参加しかありません。
地方から東京の現場への遠征は早くて4月以降になってしまう可能性が高いです。

緊急事態宣言以降、首都圏の感染者数は確かに減っています。

しかし、１日１桁が当たり前の地方に比べると首都圏は圧倒的にまだ多いのが事実です。

ワクチンも医療職への接種がまだこれからというところも多く、「一般の高齢者」への接種が始まるのは夏になる地域も多いです。
このペースではワクチンが若いバンギャに行き届くにはまだまだ時間がかかります。

そんな中で卒業や異動、お花見のシーズンに入るため「どうしても飲み会をしたい」という人が活性化してしまう可能性があります。
また、「自粛疲れした」と言い訳をして飲み会を強行し、クラスターを起こすような人が減らなければどんどん延長期間は伸びてしまいます。

首都圏にお住いの方は気を引き締めて、再々延長にならないように感染対策をしましょう。
外食は１人で行くか、テイクアウトを心がけましょう。

ご家族や職場の人で飲み会に行きたがる人がいれば、オンラインにするよう説得するのも大事です。