妊娠中はライブに行っていい？〜withコロナ編〜

せっかく客入れのライブに行けることになった矢先に妊娠！

そんな時、ライブに行ってもいいのでしょうか？
コロナ渦のご時世だからこそ、妊娠中に注意すべきライブ参戦について解説します。

妊娠中の現場参加は諦めよう

結論から厳しいことを書いてしまいますが、コロナが収束しないうちは妊娠中のライブの現場参戦は基本、やめたほうがいいです。

これはライブの場所、規模、妊娠の時期に関わらずです。
泊まりがけや夜行日帰りの遠征もお勧めできません。

コロナ渦の前でしたら、「安定期に気をつけてライブ参戦した」という体験談もいくつかはありました。

しかし今は多くのライブでも、コロナ対策の注意書きで「チケット購入をお控えください」とされている対象に妊婦が含まれています。

禁止と明記していないところでも「主治医と相談の上慎重にお願いします」などの表現で「正直来るのやめてほしいなあ」という意向を表明しているライブも多いです。

経過が順調でも、突発的なトラブルが起こりやすいのが妊娠中というもの。

コロナ渦で、救急病院は多数のコロナ患者の治療で軒並みギリギリの状態にあります。
特にコロナ感染者の多い首都圏や大阪は余裕がありません。
タイミング次第では、なかなか救急搬送先が決まらない状態にあります。

そんな中、ライブ会場で状態が急変した妊婦さんを入れる余裕のある病院は以前よりも大幅に減っています。

残念でしょうが、妊娠した方は今は現場参戦は諦められることを強くお勧めします。

ライブはもちろんですが、インストアイベントなどの現場参戦も控えましょう。

「チケット買ったあとで妊娠がわかった」場合でも、払い戻しが可能かどうか公式のアナウンスを見ましょう。
特に首都圏のライブですと、客入れライブ決行でも体調などの理由で払い戻しOKとしているバンドは多くなっています。

もし払い戻しが不可能でしたら、公式リセールで他の方にお譲りをしましょう。

この状況下では配信ライブも多く開催されていますので、現場に行けない人もライブ参戦が可能になっています。

妊娠中の方はご自宅でゆったりと配信ライブを楽しむことをオススメします。

暴れ曲だとついついノリたくなってしまうこともあるかもしれませんが、お腹が重い中で立ってノっていて転倒などするとやはり危険です。
まだお腹が目立たないときでも、急に気分が悪くなることもあります。

安定した椅子やソファに座ってのんびりと配信ライブを楽しみましょう。

アーカイブや公式DL版、DVD版が見られるならば、体調のいい時に見ることも可能です。
妊娠中はお手洗いが近くなる方やつわりがきつくなる方もいらっしゃいますが、そういう時でもアーカイブならば「我慢できなくなったら止めて、用を足してからまた見る」ことも可能です。

アーカイブがなく本番1回だけ放映の配信ライブもありますが、そうした配信を見たい時は当日まで体調の安定を最優先に過ごしましょう。

音源の営業イベントも、オンラインでの開催は増えていますのでそちらで楽しみましょう。
オンラインイベントだとアーカイブがないことが多いので、当日まで体調の安定を優先に過ごしましょう。