汗の臭さを抑えるために

去年に引き続いて猛暑の夏ですが、暑い中で気になるのが汗の臭さ。
ライブでいっぱい汗をかいた後、特典会で本命と並ぶ時に臭いと思われたらどうしよう？などと気になってしまうこともあると思います。

どのようにして汗の臭さを防いだら良いのでしょうか。

汗の臭さはどこから？

実は、汗そのものは無臭なのです。

皮膚の上についている汚れや脂と汗が混ざり合い、そこに細菌が繁殖することで分解された物質が発生し、臭くなります。

また、「アポクリン汗腺」という脇などにある組織からは汗以外にもタンパク質などの成分が出ますので、それが細菌に分解されて臭くなります。
アポクリン汗腺から出るのが所謂「ワキガ」です。

いわゆるワキガに関して言えば、これはどうしようもないのでまず皮膚科に行って相談をしましょう。
特に親兄弟がワキガの人は遺伝することもあり得ますし、手術まで必要という話になるとやはり専門家の判断と技術が必要です。

ワキガ以外に関しては、とにかく清潔を保つことが第一です。
汗をこまめに拭き取り、ホテルや家に帰ったらすぐにシャワーを浴びましょう。
着替えもできるだけ早く洗濯した方がいいです。

バンドTシャツはともかく、おしゃれ重視でブラウスやワンピースを着ていたり、会社帰りに寄るのでオフィス用の服装をしている方もいると思います。

こうした服の場合、インナーに吸湿性の良い素材のものを着ておきましょう。
各メーカーから吸湿性や涼感を重視した夏インナーが多数出ています。

ライブ後の特典会に参加するときや、夜行バスで移動する時で銭湯などに寄れない時は次善の策をとるしかありません。

インストアイベントや特典会参加の直前はまだ化粧を落としたくないでしょうから、顔以外の場所を汗拭きシートで拭くなどしましょう。

お手洗いに行く時間があれば、脇を拭いておくのもいいでしょう。
時間の余裕がない時は、首筋や腕を拭き取るだけでもいいです。

特にアラフォー以上の男性は皮脂の分泌の関係上、いわゆる加齢臭が出やすいです。
首の後ろも臭さの元になりやすいので準備中にサッと拭いておくのも大事です。
最近は男性の加齢臭対策に力を入れたシートも多数出ています。

夜行バスなどで移動するときは、洗面所で洗顔できるならそうしておき、保湿をしておきましょう。