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溶接現場で人気の空調服!

ファン付き作業服「空調服」が暑さ・熱中症対策のために取り入れられている多数の作業現場の中で、特に人気なのが溶接の現場。

何故溶接工の皆様に空調服が人気なのか、溶接という作業現場の特性などもあわせて解説します。

溶接工の現場は暑い!

溶接とは、金属などを文字通り溶かしてくっつける仕事です。

もちろん金属は多少の温度では溶けませんから、ガスやアーク放電を使い、局所的に高温状態にして溶かす必要があります。

このため溶接現場は40度を常に超えるかなりの暑さになります。
換気のため窓を開けているしかありません。

現場にクーラー等入れられない状況の方が多いですから、湿気も高い夏は相当厳しい現場になります。


スポットクーラーを入れていても、溶接部分に風を当てるわけには行きません。

溶接で加工する金属部分の温度を下手に下げるわけには行きませんし、溶接部は強い風が当たるとガスが吹き飛びますので状態が悪くなります。
仕上げの品質を優先すれば強い扇風機を吹かせるわけには行きません。


このように冷房を入れることも難しい状況の作業場ですので、熱中症のリスクは高い現場のひとつといえます。



さらに、屋内ならば日差しが遮られるのでまだましですが、溶接は屋外作業も多い仕事です。
ビル建設や造船工場など、屋外作業であればさらに暑さは厳しくなります。

溶接現場では集中力が大事!

溶接は体力勝負の現場であると同時に、繊細な注意力が必要とされるところでもあります。

もし集中力が欠けた状態で作業をした場合、製品の質が悪化するだけでなく作業員の危険にも繋がります。

暑さで頭がぼーっとしたまま作業した時に起こりうる危険としては

・溶接が甘く折角接着した金属が破損
・火花の飛ぶ機材を取り落とし怪我をする
・ガス機材の取扱を誤り火災

といった、重大事故に繋がりかねない可能性も大きいのです。

アルミニウム等難易度の高い溶接ともなれば、さらにひとつひとつの作業、それに関わる事前準備で見落としがあってはいけません。

集中力を切らせる要因はなるべく減らしておくに越したことがありません。




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暑さ対策して集中した溶接作業をしよう

上述のように、溶接現場は暑く体力的には苦しいものです。

勿論ベテランの作業員さんたちはそれを乗り越えるだけの鍛錬と精神力で臨んではおられますが、そうはいっても猛暑が酷い年ではとても個人の根性だけではどうにもなりません。

最近は現場でこまめなミネラルウォーターやスポーツドリンクの補給を勧める所も増えていますが、それだけでは不十分なほどの酷暑になっています。

暑さがひどければどんな気合いの入ったベテランさんや体力盛りの若い溶接工さんでも集中力は落ちて頭がぼーっとしてしまいますし、ミスを犯し事故を引き起こす可能性も高くなります。

暑さで集中力が減退すれば当然これらのリスクは高まりますので、体を涼ませて集中力を切らさないようにすること、熱中症防止をすることが大事なのです。


溶接工本人だけでなく、現場周辺の安全を守る意味でも、暑さ対策は必須なのです。

空調服が溶接業で人気なわけ

溶接作業は主に体の前面で行いますが、空調服は体の背面からファンで空気を取り込み、風を通して涼しくします。

つまり、前の熱い空気ではなく、背後の幾分涼しい空気を使うのです。

これは溶接作業の暑さ対策に向いた点とも言え、溶接工さんの間で空調服が人気なのもうなずけます。
屋外作業の時なら、背中の方に吹いた風を取り込めます。

また、空調服ならファンは服にくっついていますから、うちわで扇ぐ時のように手で持っている必要もありません。

溶接作業はマスクも持たなければならないので、作業中は両手を使えません。
作業で両手がふさがっていてもファンの起こす風をずっと感じていられます。

手元の溶接部に強い風が当たるリスクも、据え置きの大型ファンに比べればだいぶ抑えられます。

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溶接現場にふさわしいタイプの空調服

溶接の作業現場は可燃性のガスや火花などが飛び散りやすい環境。
飛ぶ火花の量も、他の現場とは段違いに多いです。

作業着も火花が着いた時にも安全を保ちやすい素材でなければなりません。

ですから空調服の素材は高温ですぐ穴が空いて溶けてしまうポリエステルや混紡は向きません

溶接現場に使うのであれば、空調服の素材は綿のみということになります。

空調服の素材選び


火花が腕に飛んで火傷をする危険性もありますし、アーク溶接の時は紫外線で肌が強く焼けることもあります。
腕はしっかり袖で覆って保護する必要があります。
溶接現場用の空調服として、半袖はダメで長袖一択です。

溶接作業は長時間火花の前に晒されますから、同じ綿でも厚手のものであることが必須です。
厚い生地の方が、飛んできた火から肌をよりガードしやすくなっています。



綿素材の空調服の中でも、薄手ではやはり安全度が落ちます。

「厚手」か、「難燃性」の表示のあるものを選んだ方がいいですね。

空調服の下に着るアンダーウェアも、ポリエステルでは溶けやすいのでダメです。
インナーは綿の100%長袖シャツにしましょう。


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