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据え置きファンと空調服の比較

夏の暑さ対策として定番の扇風機。
従来の据え置き型の扇風機はもちろん、最近はファン付きの作業服「空調服」もあります。

どちらにどのようなメリットデメリットがあるのかを考えてみましょう。
据え置きファン

据え置きファンの方がパワフルな風!

ファン付き作業服と据え置きの扇風機を比べれば、単純な風量自体はやはり据え置き型の方が上です。

風力が強いほうがやはり涼しく感じます。




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しかし、この風力の強さは「涼しい」「換気がしやすい」というメリットと同時にデメリットでもあります。
風力を強くしすぎると、作業現場のものが吹き飛ばされる危険があります。
紙や小さくて軽いものが飛んでいってしまったりします。

大事な書類を並べたオフィスでのデスクワークや、繊細な作業が要求されるプラモ作りなどのときには困ります。

コンセントの無い場所では使えない据え置きファン

据え置きタイプの扇風機も様々なサイズがありますが、どうしても置けない場所というのはあります。
そのひとつがコンセントの無い場所。

家庭用電源を使う扇風機の場合、当然電源のない場所では使うことは出来ません。
なので、屋外では使用することが出来ませんし、まだ電気が通っていない建築中の建物の上や内装工事中にも使えません。

発電機に繋げばいいと思われるかもしれませんが、騒音や安定した置き場所がない、といった事情で発電機を使えない場所もあります。

据え置きファンでも充電式などでしたらコンセントが無くても置くのは可能ですが、ある程度置き場所が確保できないといけません。

足場の狭い場所では空調服!

もうひとつ、据え置き型扇風機が置けない場所は「足場の狭い場所」です。

木の上や電柱の上などの狭い高所作業などですと、足場は自分の身ひとつ分しかありませんので、充電式扇風機であっても側に置く事は出来ません。


高層ビル建築現場のような高所作業ですと、強風が吹いた時に扇風機を下に落とせば事故になりかねませんから、充電式といえども持って行くことは難しいです。。

なので、こうした場所で涼しくなろうと思えば、作業服にファンがくっついている空調服の方が圧倒的に有利といえます。

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