最近流行りの「民泊」ですが、ライブ遠征に使うことはできるのでしょうか?
また、どのように使えばいいのでしょうか。
民泊って何?
マンションや一軒家などの空いているお部屋の一室を、宿として使うことができるサービスを「民泊」と言います。
楽天やじゃらんのような一般の予約サイトに出ている場合もありますし、民泊専門の予約サイトもあります。
民泊の設備は?
一般の家屋やビル・マンションの一室を使っていることが多いので、設備の充実度は宿により大きく違います。
ベッドやトイレ、お風呂やテレビくらいはだいたいあります。
設備が充実したところだと、洗濯機や乾燥機もあります。
食事のサービスはないところが多いので、外で食べるなり何かお弁当やお惣菜を買ってくるしかないです。
シャンプーや寝巻きも、自分で持参する必要があるところが多いです。
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キッチンがある場所なら、近所のスーパーや商店街で食材を買ってきて自炊をすることができます。
ファミリーやグループ向けの民泊でメンバーにお料理が好きな人がいる時にはいいでしょう。
ドミトリータイプで相部屋になるところもあります。
民泊は安く上がる?
これは一概に言えないところがあります。
1室貸しタイプだと、東京都内で一泊6,000円未満と安くつくところもあります。
一軒家貸しタイプやファミリー向けマンションタイプだと、同行者の人数が少ないと割高になってしまいます。
ですから安くあげられるかどうかは「物件による」としか言えません。
民泊って大丈夫?
しかし、問題点も大きく報道されているのが民泊。
法整備が遅れているうちに広まってしまった面もあるので、中にはタチのよくない民泊もあります。
トラブルに巻き込まれないためにも、ちゃんとした民泊を選びましょう。
悪質民泊に気をつけて!
民泊新法が制定されたのが平成30年ですので、それ以前に開業した民泊には悪質なところも混ざっています。
新法ができて、届出をしていなかった民泊の中には廃業したり届出をきちんとし直すところも多かったですが、それでもなおまともに届出をしないでいる違法民泊は悪質なところしかありません。
ご近所や自治会に了解も得ないでマンションの一室を民泊にしてしまうところも多くありました。
なので、最近ではマンションの規約に「民泊禁止」とあるところも多いです。
違反民泊のオーナーは大抵やばい人しかいませんし、最悪の場合オーナーが盗撮カメラを仕掛けていたところもありました。
そういう悪質民泊に泊まってしまうとトラブルに巻き込まれる元ですし、絶対に届出をまともにしていない違法民泊に泊まってはいけません。
公認民泊はどこで探せばいい?
法に基づいた、きちんと届出を出した民泊は「STAY JAPAN」というサイトで探すことができます。
民泊検索サイトにはAirbもありますが、こちらは法整備前にできたサイトなので適法民泊のみかはちょっと保証仕切れないところもあります(一応、運営も違反民泊の削除は見つけ次第進めているようですが)。
また、「特区民泊」といい、指定された自治体の条例に基づいて届出がされた民泊も合法民泊です。
楽天やじゃらんなどの大手予約サイトにも公認民泊は多く登録されています。
楽天の方では民泊予約サイトの「Vacation Stay」と提携しており、他の宿と同じように検索し予約することができます。
自治体の公式サイトにも、きちんと認可された民泊のリストが掲載されていることがあります。
自治体名 | 公認民泊リスト |
札幌市 | 札幌市内の民泊施設一覧 |
仙台市 | 住宅宿泊事業(民泊)について > 住宅宿泊事業法に基づく届出住宅一覧 |
大阪市 | 「民泊」施設の提供及び利用について |
民泊を予約する時の注意
ちゃんとした公認民泊であっても、上記のように宿により設備が大きく違うのが民泊。
また、決まりも宿により違いが大きく、門限や消灯時間が早いところもあります。
ライブ遠征だとどうしても夜遅く帰りますので、門限が早いところや場所が分かりづらいところ、道が暗くなるところは使いづらいです。
予約前にはよく規約と設備の詳細情報を読みましょう。
民泊で未成年は泊まれる?
保護者が一緒の時はもちろん未成年でも泊まれます。
しかし、未成年だけとなるとこれも宿により規約が違います。
上述のSTAY JAPANだとほとんど料金がクレカ事前決済なので、クレカが作れない高校生以下には事実上厳しくなっています。
ですので、基本的には未成年だけで泊まるのは難しいでしょう。
民泊は成人のみか、保護者同伴の時向けの宿と言えます。
民泊に泊まる時のマナー
住宅地や一般マンションの中にある物件も多いです。
ですから、夜中に騒いだりはやめましょう。
特に友達数人でライブ遠征となると楽しくてついテンションが上がり、おしゃべりの声が大きくなる人も少なくありません。
グループで一緒に泊まるときはメンバーにちゃんと注意しあえる人を入れるなど、同行者の人選には気をつけましょう。
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