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強力粉と薄力粉の違いってどこにあるの?

普通のお料理でも、フライや天婦羅などに欠かせない小麦粉。様々な幅広いお料理を作るのに大活躍。
お菓子作りでもケーキやクッキー、ドーナツ作り等に大活躍ですね。

でも、レシピを見ると「強力粉」「薄力粉」などとよく書いてありますよね。
同じ小麦粉でもいったいどう違うのか、どちらをまず買ったらいいのか、お料理やお菓子作り初心者の方が迷いやすいところだと思いますので解説していこうと思います。


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強力粉と薄力粉の違い

小麦粉にはグルテニンとグルアジンという2種のタンパク質が含まれています。
これに水を加えてこねると弾力性のあるグルテンというタンパク質になるのです。

強力粉、薄力粉というのはこのグルテンがどれだけ含まれているかをさします。

つまり、強力粉はグルテンの多い小麦粉、薄力粉はグルテンが少ない小麦粉です。
強力粉をこねるとより弾力が強く仕上がることになります。



ですので、しっかりとした弾力を活かしたいお料理やお菓子作りでは当然強力粉の方をチョイスすることになります。

強力粉と薄力粉は形状にも違いがみられ、薄力粉の方がさらさらしています。

強力粉と薄力粉の間くらいのグルテン量の小麦粉は中力粉と呼びます。
これはうどんなどの麺類を作るのに使ったりもします。

まずは薄力粉から使おう!

お菓子づくりで薄力粉を使うのは、ふわっとした仕上がり、さくさく仕上がりにしたいときです。

これにふさわしいのはふんわり感の大事なシフォンケーキやスポンジケーキ、クッキーなどです。
普通のお料理ですと、薄力粉はさくさくと揚げた方がおいしい天婦羅やフライの衣などに使われます。

薄力粉のほうが、使うお料理の幅が広めになっていますので、初心者向きメニューも多いです。

「何かお菓子を簡単なのを作ってみたいけど、とりあえずどの小麦粉を買えばいいのかわからない」というときはまず薄力粉を買ってみましょう。

クッキーやパウンドケーキといった薄力粉を使うメニューは、お菓子作り初心者にも簡単なメニューのひとつでもありますし、幅広いお菓子が作りやすいです。

強力粉が向いたお菓子

上記の通り、強力粉を使うのは生地の弾力性を活かしたお料理やお菓子を作りたい時ということになります。

これにあてはまるのはしっかりとコシを出したいピザやパンなどの生地作りです。






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