オミクロン株のライブへの影響

やっと国内感染者数が下がったと思ったら、また新しい変異株のオミクロン出現と、新型コロナ騒動はなかなか収まりそうもありません。

ライブ遠征に与える影響はどうなるのでしょうか？

ライブは中止になったりしない？

今のところ、国内ミュージシャンやアイドルの予定されているライブは以前に比べれば中止は少なめになっています。
しかし、感染状況が悪化すれば中止や延期は増えますし、メンバーが感染すれば中止になります。

12月中は外国からの入国制限が厳しくなるので海外アーティストのライブは延期や中止になる可能性が出て来ています。
既に11月のうちに入国している人ならまだ決行できる可能性もありますが、12月以降来日予定の場合は厳しくなるかもしれません。

スポーツでは既にフィギュアスケートのグランプリファイナルが中止になり、ボクシングの試合も一部が延期になっています。

国内での感染状況が悪化した場合は国内アーティストの急な中止もあり得ますが、当面は対策しつつ続行する運びとなりますし、2022年のツアーを発表しているバンドも多くあります。

日々の感染対策を心がけ、中止にならないようにしましょう。

日本以上に海外のオミクロン株やデルタ株の蔓延は大きくなっています。
なので、仕事はともかくライブ遠征で海外というのはかなり難しい状況です。

欧米や韓国も残念ながら2021年の秋冬で感染者数が増加しています。

この諸外国の増加はオミクロンよりもむしろデルタ株の方が多い地域もあります。

特に欧米はクリスマス休暇で爆発的な増加をしており、今後減少に向かったとしても重症者の人数が桁違いという状況が長期にわたって続くことが予想されます。

K-POPや海外メタルなどの外国アーティストのファンにとっては、また海外遠征できる日は遠のいてしまうことになります。
もちろん日本のアーティストも海外ライブは組めません。

大手旅行会社の海外行きパックツアーも停止中が続いており、募集をかけているツアーも2022年からが多数です。

こればかりはどうしようもないので、状況が落ち着くまでは海外アーティストの現場参戦はできません。
配信やTV放送、フィルムコンサートなどで日本国内で楽しみましょう。

これも、国内の交通機関に関しては当面は対策しつつ通常通りということになります。
感染状況を見つつ、便数を調整していくことになりますのでこまめに各交通機関の公式を見ておきましょう。

ただし海外からの入国は大幅に絞られることになりますので、今現在仕事で海外に出ている人は帰国が結構大変になる場合もあります。

多くのホテルはそのまま泊まれます。

しかし、水際対策の強化に伴い海外からの入国者への待機期間が長くなることが多くなる影響はあります。
待機場所が足りないためホテルが追加で供出になることもあります。
東京だけでなく、大阪や福岡でも供出されているホテルがあります。

「予約を取っていたのに急に振り替えになった！」ということもあります。
コミケの遠征組でもそういう事例が起こっています。

もちろん感染者数が増えれば療養場所として供出されるホテルはさらに増えます。

状況によっては「急に宿を変えられる時がある」ことを念頭に置いて宿選びを考えましょう。
宿も遠征を決めたらすぐ探さないと高いところしかない！という事態もあり得ます。

オミクロン株はまだ発見されたばかりで専門家でもわからないことが多数あります。

しかし、「感染力がデルタよりさらに強い」ことははっきりしています。
「今までも適当にしていたけど大丈夫だったじゃん」と思っている人がやられる可能性が高まっています。
デルタ株以前の株より発症も早いと言われており、2日で症状が出た人も多くなっています。

「重症化の可能性は低い」というのも「じゃあ大したことなくね？」とは思わないようにしましょう。
なぜなら「本人の体感としてはすごくキツいのに医学的には重症じゃない」というのはよくあることだからです。
入院させてもらえない軽症でもインフルよりきつい、という事例も多いようです。

参照:専門家による解説「新型コロナ　日本・世界中で急激な感染者の増加　なぜオミクロン株は広がりやすいのか？」

「エタノールや石鹸水で壊れる」と言った基本的なコロナウイルスとしての性質には変わりありませんので、予防の基本は同じです。
「デルタやその前にはなんとかなってても、オミクロンでは対策の手抜きはしっかりやられる」と思いましょう。

どの株かの分析は日数がかかり、感染してすぐにわかるわけではありません。
コロナの株もオミクロンだけではありません。

ですから、マスクをつけたり手洗いをしたりといったこれまでのコロナ対策の基本をしっかり守りましょう。
地元であってもリアルの飲み会は当面しない方がいいです。