東京オリンピック期間のライブ遠征はどうする?

東京オリンピック 宿泊

2020年夏についに始まるオリンピック。

ですが、ライブ遠征の人にとっては「五輪遠征組で混むんじゃないか、ホテルが取れなくなるんじゃないか」と心配なことも多いです。
夏にはツアーを組むバンドも多いですからね。

今からどうやって対策したらいいのでしょうか?

五輪期間中にホテルは取れる?

ライブ遠征で遠くから来る人にとって、これが一番心配なところ。
五輪の遠征組で埋まってしまって、泊まるところがないかもしれません。

オリンピック期間は7/22〜8/9、パラリンピック期間は8/25〜9/6です。

結論から言うと、まだ結構宿は残っていますが、もう決して残室が多いとは言えません
しかも、五輪期間中はじゃらんも楽天も「クレカの事前決済限定プラン」しか出していないので、未成年だけの遠征にはかなり厳しくなっています。

五輪で遠征する人も、チケットが取れてなかったりして行ける日取りが決まってない人も多いですし、これから埋まっていく宿も多いでしょう。

しかし、東京ドームのライブスケジュールでも、2019年9月初旬時点で公表されているのは現時点で2020年の4月まで。

各バンドの夏のツアーが発表される頃にはもう宿が埋まっているかもしれません。

もちろん、「五輪とライブは被らないようにしよう」と考えるイベンターも多いでしょうが、こればかりは公式発表されてみないとわかりません。

五輪会場の近くの東京ドームの公演がなかったとしても、横浜アリーナなど首都圏の大会場でライブがあった場合、五輪遠征組が近隣都市まで溢れてきてホテルを抑える可能性もあります。

なんにせよ首都圏のホテル事情はかなり厳しくなるでしょう。

ドームやアリーナツアーの人は発表が早いですから、FCでツアー発表があり次第すぐに抑えましょう。

そうでないと五輪組の人に残り少ない宿を取られます。

ライブハウスツアーだと、3〜4ヶ月前くらいにならないと発表されないので困りますが、とりあえず発表され次第すぐに動きましょう。

ホテルの値段が高くなったりしない?

繁忙期になると値上げされることが多いホテルですが、案の定五輪期間の都内のホテルはすでに2019年末段階で盛大な値上げをしているホテルが増えています。

カプセルホテルやドミトリーでも1泊1万オーバー、シティホテルですとシングルでも1泊3万円以上のところもあります。

もちろんこれから新規に予約を受け付ける宿もあるでしょうけど、繁忙期とあってホテルの値段は全体的に高く出る傾向にあるのは確実です。

ですから、夏休みの時期に東京中心でライブがありそうなバンドのファンはいつも以上に予算を貯めておきましょう。

ライブに使えない会場はあるの?

よくライブに使われるアリーナやホールでも、オリンピック期間中は競技会場として使われる場所もあります。

日本武道館、東京国際フォーラム、有明アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張メッセ東京ビッグサイトは競技に使用するのでライブはありません

首都圏以外でも、札幌ドームと横浜スタジアム、宮城スタジアムも競技会場として使用されますのでやはりライブはありません

また、直接競技に使わなくてもライブサイトやパブリックビューイングに使われる会場もあります。
大宮ソニックシティなどがこれに該当します。

このような会場は、大会期間中及びその前後の準備・撤収の期間はライブには使えません。


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交通機関は取れる?

飛行機も新幹線も、五輪期間中は多数の人が移動することが予想されます。

しかし、現時点では切符がまだ発売されていないところも多いです。

夜行バスなら1ヶ月前ですしね。

これもツアーが発表され次第、各種切符の発売日をすぐに調べましょう。

交通機関の混み具合は?

五輪期間中は首都圏に出入りする交通機関の混雑が予想されます。

渋滞もいつもの夏以上に激しくなる可能性が高いですし、首都圏は交通規制も引かれます。

この時期遠征に昼間高速バスを使うのはやめておいたほうがいいでしょう。

移動にはできるだけ鉄道の指定席を使いましょう。
自由席だといつまでたっても座れない可能性が高くなります。

羽田空港や成田空港を使うときも、空港まで行くのは自家用車を使わないほうがいいです。
この2空港の駐車場は毎年の繁忙期でも混みますので、五輪期間となったら「いつまでたっても詰まったままで、駐車場にすら入れない」という事態になりかねません。

保安検査も大混雑が予想されますので、五輪期間中はいつも以上に早く空港に向かいましょう。

2020年夏ツアーは地方を回ろう

このように、半年以上前の時点でもすでに五輪での混雑や値上げの兆候は出ています。

2020年の夏ツアーやフェスに五輪期間中行きたいときはかなり予算的にキツくなる可能性が高いと見ていいでしょう。

ですから、特に解散や脱退などの事情があって、どうしても首都圏のファイナルが見たい!と言う事情がない場合は、東京にこだわらない方がいいかもしれません。

2020年の夏ツアーは東京に行くのを諦めて地方を回った方がかえって安くつくかもしれません。

バンド側の方もそれを見越して、五輪期間中は地方回ってるか、夏ツアーの日程を五輪の終わった8月後半以降に持ってきてくれればいいですけどね(苦笑)

ただ、マラソンが札幌に行くことが決定しましたので札幌遠征は値上げなどで予算的に厳しくなる可能性もあるでしょう。

まとめ

上記の通り、2020年東京五輪期間中は、ライブ遠征組もかなりの影響が予想されます。

今から十分な貯金と、下調べをしておきましょう。

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