ライブ遠征が初めての人、まだ慣れていない人にとってはどこで泊まったらいいのかも大問題。
たくさんあるホテルの中から、どこを選んだらいいのか迷うところ。
そんな遠征初心者におすすめなのはチェーン系ビジネスホテルです。
チェーン系ビジホのメリット
全国展開しているような大手ビジネスホテルチェーンは多数の系列があります。
東横インやアパホテル、スーパーホテルにルートイン、法華クラブにR&Bホテル、リッチモンドなど多数のチェーンがあります。
チェーン系ビジホの一番の良さは「全国どこに行っても、同じ系列ならだいたい質が揃っている」と言うところにつきます。
割と手の届きやすいお値段で、バス付きの個室に泊まれます。
細かい設備の差はあれど、基本の設備やシステムはチェーン内では同じですので、「極端なハズレ」と言うのはありません。
店舗によって建物が古かったり新しかったりはありますが、概ね同じチェーンなら似たようなレベルの設備です。
従業員の教育もある程度社内共通マニュアルができていますし、全国どこでも対応の質が揃っています。
1人くらい変なスタッフに当たっても苦情を出す先もはっきりしています。
遠征慣れしていないうちは「極端なハズレを掴んで嫌な思いをする」と言う事態は避けたほうがいいです。
初心者で不安がいっぱいなうちにハズレホテルを引いて嫌な思いをしてしまうと心のダメージも特に大きくなります。
嫌な思いの多い遠征だとライブも楽しくなくなり遠征そのものが嫌いになってしまいます。
遠征初心者のうち、特に未成年や女性1人の場合は安全安心がまず第一なので、いろんな意味で無難なビジネスホテルに泊まりましょう。
チェーン系ビジホの設備はどんなのがある?
ビジネスホテルのシングルルームなら、基本的にはユニットバスとベッド、デスク、テレビがあります。
小さな冷蔵庫と湯沸かしのケトル、ドライヤーも各部屋にあります。
最近ではwi-fiもほとんど標準装備です。
wi-fiは無線のみのところと、有線LANも対応のところとあります。
他の設備やお部屋に置いてあるアメニティはチェーンや店舗によって細かい違いがいろいろあります。
朝食は簡易な朝食を出すところ、レストランでブッフェや定食が食べられるところといろいろです。
夕食の食べられるレストランはあったりなかったりです。
居酒屋やコンビニがテナントに入っていることもあります。
ライブだと時間的に夕食の営業時間に間に合わないことも多いので、基本的に外で食べるのが前提です。
共用設備として、コインランドリーやドリンクの自動販売機、製氷機があるところも多いです。
スーパーホテルやアパホテル、ルートインやドーミーインなどでは一部店舗に大浴場があります。
チェーン系ビジホのサービス
シティホテルに比べれば簡素なビジホのサービスですが、それでもライブ遠征には結構便利です。
荷物の預かり
これは一番ライブ遠征では助かるサービスですね。
駅やライブ会場のロッカーがふさがっていたり、スーツケースが入らないサイズしかないことも多いですから。
多くのビジホでは荷物預かりに対応しています。
基本的には宿泊者のみで、チェックイン当日中とチェックアウト当日中の預かりが可能です。
宿泊者以外の預かり対応のホテルはかなり少ないです。
預かった荷物を置く場所はフロントの横だったり、バックヤードだったりと対応は分かれます。
シティホテルと違い、部屋まで持っていってくれるビジホはあまりありません。
チェーン系ビジホで測る、自分の許容範囲
「遠征初心者がチェーン系ビジホを先に使う」ことはもう一つ大事なことがあります。
「通り一遍の設備がある、個室のビジネスホテル」を使うことで、自分の許容範囲がわかると言うことです。
「朝食は美味しくないと嫌だ」「静かなところで寝たい」「安ければなんでもいい」など、宿へのこだわりは個人で違います。
自分のこだわりに気がつくことが遠征の計画立案では大事なのです。
そうすると、今後単立のビジネスホテルやシティホテル、民宿などにチャレンジするときも「この設備がないと自分は嫌だな、やめておこう」などという判断ができます。
自分の「ここは譲れない」基準をはっきりすることでハズレ宿を掴む危険を減らせます。
ビジホの個室で寝ていても隣の音が気になってしまうような人だと、カプセルホテルやホステルのドミトリーは厳しいでしょう。
そういう人ですと、今後もチェーン系ビジホかシティホテル利用にした方がいいです。
狭いビジホの部屋でもあまり気にしない人、「朝食はホテルの中でなくていいよなあ」と思う人で「とにかく安いほうがいい」と言うなら、次はドミトリーの素泊まりにしてもいいかもしれませんしね。
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