ツアーの振替日程はいつになる？

コロナ騒動でツアーが中止や延期になってしまったバンドが多いこの頃。

振替日程はいつ頃になるのでしょうか？

夏のうちは厳しい全国ツアー

コロナ騒動が本格化し、ライブの延期が増えた3月時点では7月に延期するバンドも多くありました。

しかし、実際7月に入る前にも感染が収まる兆しを見せないため、延期予定だったツアーが完全中止になったり日程未発表のまま再度延期というバンドも多くなっています。

特に東京は7月の感染者数が200を超える日々が続いたため、「東京を拠点にするバンドがツアーに出かける」というのも厳しくなっています。
ですから、地方のライブハウスも7〜8月はほぼスケジュールが真っ白なところが多いです。

V系だと、メリーが5月予定だったツアーを8月から決行予定ですが、ホールやアリーナ以上のワンマンはまだまだツアーを組むには難しいです。

さらに、政府の方も感染者数を鑑みてイベントの客入れ数のガイドライン緩和は先送りにすると発表しています。

ですから、夏は「予定のツアーを完全中止か縮小にして、ソーシャルディスタンスに配慮したライブを企画し直す」というところも多いです。

V系バンドではAngeloがアコースティック東名阪ツアーを「会場の標準キャパの半分以下に減らした客入れ+着席+有料配信」のスタイルで行っています。

LM.Cは7月中の地方ライブを全部中止にして、東京の１公演のみを3部に振り分けて１部100人時上限のライブにし、地方公演はオンラインイベントに振替になっています。

アイドル系でも、大手で決行はハロプロのバラードツアーがありますね。
これも本来各グループのワンマンツアーが中止になった代替措置として急遽企画されたものです。

Angeloもハロプロも、公演中の声援は禁止になっていますし、7/18に新木場コーストで開催されたNIGHTMAREのライブでも、暴れ曲はほぼ封印になっていました。

夏の間は「首都圏の単発のみ」「配信+少人数の客入れ」「配信のみ」「暴れ曲封印か、アコースティック」が主流になることは避けられないでしょう。

それでもメンバーやスタッフが陽性判定が出て配信さえも直前に中止になるバンドも出ていますので、「配信でも予定通りあるかはギリギリまでわからない」と言う覚悟は一応しておきましょう。

とはいえ、多少は確実性の高い感染対策も見えてきた中、大手でも少しづつ秋冬ごろをめどにツアー再開の準備が進みつつあります。

V系ではPlastic Treeが初予定だったツアーを9月からのホールツアーに振替えましたが、全公演振替はできず結局振り替えたうちのツアーも１公演を除き全て中止になりました。

大手アイドル系だと、日向坂46がアリーナツアーを10月からの振替日程にしていましたが、結局これも中止でした。

他のアーティストも、まだまだ予定通り決行できるかどうかは予断を許しません。
状況により一旦振り替え日程が決まっても「やっぱり中止」はあり得ます。

ジャニーズWESTは12月に振り替え予定でしたが結局中止になりました。

秋冬に延期日程を持ってくるアイドルやバンドは増えるでしょうが、それまでに感染しないようしっかりと各自対策をとりましょう。

他の感染症にかかるのもいけませんから、9月になったらインフルエンザ予防注射の予約を忘れないようにしましょう。

春から初夏にかけての感染拡大の様相を鑑み、各バンドとも延期日程はかなり先に組むようになっています。

ホール〜アリーナクラスのバンドだとツアー延期日程は2021年にしているところが圧倒的に多いです。
早いと年明けすぐから3月、中には2021年の年末近くに延期にしているところも少なくないです。

「うちの通い先、まだ振替日程出てないんだけど？」という人も多いですよね。

多くのアーティストが一斉に日程を動かしたため、会場を抑えるのがどこも大変な作業になっています。

ですから、「日程いつ発表するんだよ！」とイライラしている人もいるでしょうが今回ばかりは仕方ありません。
早くしたくてもなかなか会場が抑えられないと言うのも現実なのです。

8月下旬か、下手すると9月以降まで振替日程発表がかかってしまうバンドも少なくないので、気を長くして待ちましょう。

もうすでにチケットを持っていて、払い戻しをしないことを選んだ人にとって席や整理番号は気になりますよね。

普通の振替で同じ会場ならば、番号や席は同じになります。

しかし今回は同じ会場を抑えられないアーティストも多いです。
また、秋冬以降でも「座席の間隔を空けなければならない」状態が続く可能性もあります。

席は一旦全部割り当てがやり直しになる可能性も大いにありますので、公式サイトの案内をこまめに見ておきましょう。