夏フェスの食事はどうすればいい？〜2021年編〜

コロナの感染状況もまだ厳しい中ではありますが、一方で夏フェスの準備も対策しつつ進められています。

2021年の夏フェス、食事はどうすればいいのでしょうか。

食事はどこで食べればいい？

こちらのブログでも何度となくお伝えしたように、感染リスクが高いのはやはり食事場所。

ですから、これまで開催されたフェスでも夏に開催予定のフェスでも、食事場所には特に気を使っています。

フードコートで販売している料理も決まった場所で食べるのが定番となります。

4月末に開催されたVICA LA ROCKでは指定場所で食べるように決められており、会話をしながら食べるのは禁止でした。

中止となりましたが、アラバキも「ステージ前で飲食は禁止」「自分のテントサイトに戻って食べること」と言う決まりがありました。

ですから、「ライブを見ながらビールを飲みおつまみを食べる」というのは今年は無理と言っていいでしょう。

フジロックなどは詳細はこれから発表されるでしょうが、2021年は食事場所についていつもより厳しい決まりが設けられることと思います。

いつもならキャンプのお料理も楽しみの一つ。

しかし、GWにグループでバーベキューをしたことでの感染事例が全国的に多く出ています。
若年層でも油断できない変異株もありますし、屋外といえどマスクなしでワイワイしながら食事はやはり危険性が高いのです。

ですから、キャンプの自炊についてもいつもより厳しい規定が設けられると思われます。

中止になったアラバキでは、指定のBBQスペースが設けられる予定でした。

フジロックやロッキンオンジャパンフェスは夏ということもあり、食中毒の恐れもあることからさらに規定が厳しくなる可能性も高いです。

「友達と大人数でのワイワイバーベキュー」は諦めましょう。

できても一人か、同居する家族だけで小さく自炊することになるでしょう。

いつもなら食材を持ち込んでBBQが可能だったフェスでも、今回は制限が厳しくなると思われます。

特に4〜5月のフェスは基本的に酒類の持ち込みも場内販売もNGになっていました。

「フェスでどうしてもお酒が飲みたい」と言う人は今回はキャンプではなく宿に泊まって、ホテルの部屋で一人飲みましょう。

「持ち込んでもバレないよね？」と思わないようにしましょう。
ビバラで持ち込んで炎上した人もいますので、各運営共対応にさらにお酒の持ち込みチェックが厳しくなることは想定されます。

遠路はるばるきて叩き出されるのも割にあいませんし、持ち込み禁止の規定があれば守りましょう。

ソフトドリンクの場内販売や持ち込みはフェスにより対応が分かれるかもしれません。

レトルトや缶入りの食品であれば、小腹が空いた時用にもっていってもいいでしょう。

「自分のキャンプサイトで調理するなら自炊OK」と言う規定になるのならば、フリーズドライの食品とかんたんな調理セットと水さえあれば大丈夫です。

フリーズドライ食品ならもしフェスに持っていけなくなっても非常食として使えますしね。

上記のように、大勢でワイワイ食事というのは難しい状況にあります。

ですから、大人数用のバーベキューコンロや重いダッチオーブンを買っても今年は無駄になってしまうかもしれません。
ワクチンが行き渡って、今後の見通しがたってから考えましょう。

少人数用かソロキャンプ用の軽量クッカーを用意する方が無難でしょう。

もしフェスが中止かキャンプ禁止になったとしても、防災用品として使えます。