コロナ感染者が首都圏で急増しているこの頃。
しかしせっかく夏休みなので遠征したい学生さんも多いでしょう。
この状況で東京遠征をしても良いのでしょうか?
東京遠征はどれくらいの危険度?
残念ですが7月末の時点では特に東京都の感染状況はかなり危険であると言わざるを得ません。
五輪のイメージで、オリンピック会場近辺の方が密度が多くて危なそうな錯覚を起こしがちですが実際のところ感染者数が多いのは会場から離れた区域の飲み屋街を抱える区です。
特に23区内の中でも新宿区と世田谷区が感染者が連日多くなっており、世田谷区は新規感染者が300人を超える日すらあります。
参照:新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数(届出保健所別)(PDF:487KB)(7/29)
ですから、遠征すべきか迷っている人は相応の覚悟と準備で考えましょう。
ワクチンまだだけど遠征大丈夫?
地方によってはもう20代にワクチン予約が解放されたところもありますが、まだまだ若い世代に順番が回ってこない地方も多いです。
若年層でも重症化する危険が増しているデルタ株の存在を考えると、やはり「ワクチン未接種のうちの東京遠征」というのは現状お勧めはできません。
特に上述の状況から新宿や下北沢、渋谷の狭い会場への遠征は今は危険度が高いです。
東京都内は人口が多いぶん、地方よりもさらにワクチンの進捗状況は遅れます。
ですから、都民の人の接種率は夏の間はまだ低いことになります。
TVや配信で見られるなら、そっちで楽しんだ方が安心です。
ワクチンが済んだ人でも、100%感染の危険がなくなったわけではありません。
特に2回目がまだという人は、やはり東京遠征は特に慎重に考えた方が良いです。
どうしても遠征したい時の対策
そうはいっても、重要なライブでどうしても遠征が諦められない人もいると思います。
ですから、「それでもいく」という人はいつも以上に体調を整え、入念な対策で臨みましょう。
面倒でしょうが、以下の対策もできないのでしたらやはり夏の東京遠征は諦めた方がいいです。
マスクは絶対不織布!
この暑い中なのでマスクをつけるのは辛いでしょうが、東京23区内を歩くときは絶対に不織布のマスクにしましょう。
ウレタンマスクでは現在の都内では防御していないのと同じです。
せっかく不織布マスクをしても、人が近い場所で外したりずれては無駄になります。
ライブ会場内や、人の流れが多い場所・交通機関内では外さないようにしましょう。
マスクの表面もできるだけ触らないようにして、着脱の時はゴム部分を持つようにしましょう。
人混みは全力回避!
とにかく人の多いところは徹底的に避けていくことが大事です。
混雑というものは極力離れて歩きましょう。
路上飲み集団や反マスク集団のデモ、路上集会がいたら速攻逃げましょう。
特に感染対策に無頓着な人の集まりですので近づいてはいけません。
買い物をしたい時にも行列のできているところを避けましょう。
ライブ会場以外の場所に行かない
せっかく東京に来たのですから色々なところに遊びに行きたいでしょうが、この夏に限っては我慢です。
ライブ会場とホテル以外の場所には極力行かないようにしましょう。
都内の友達や親戚に会いに行くのもやめましょう。
終演後は友達と喋ったりたまったりせず、即ホテルに戻りましょう。
ホテルの部屋に戻るまではマスクを外さず、部屋に入ったらすぐにうがいとシャワーをしましょう。
ライブの感想はSNSなどで語り合い、暇ならTVで五輪やパラでも見て時間を潰しましょう。
ラッシュ時間を避けて移動
開閉で空気が入れ替わるとはいえ、やはり地方に比べれば三密になりやすいのが都内の鉄道。
朝の通勤通学の時間帯はできるだけ乗らないようにしましょう。
どうしてもその時間帯にしか動けない場合も、マスクは絶対に取らず極力空いているところにいましょう。
食事は店内でとらない!
全国的に会食での感染が多い現状、都内でイートインするのはやはりリスクが高いです。
食事はお弁当やテイクアウト商品を買ってホテルの部屋で一人食べましょう。
テイクアウトを購入するときも、できればお店の外に窓口を設けてあるお店で購入するようにし、店内に入らないで済むようにしましょう。
ホテルの朝食も、場所によっては部屋に持ち帰れるサービスをしているところがあります。
部屋で食べられるならそうしましょう。
新宿宿泊は西口にしよう
特にリスクの高いエリアの1つが新宿ですが、東口の歌舞伎町近辺には路上飲みが多くいます。
また、時短要請を守らないクラブや飲み屋もあります。
そんな危ない場所から出てきた酔っ払いの吐き出すものはウイルスがたくさん入っている恐れがあり危険です。
西口が絶対安全なわけではないですが、東口に比べれば飲み屋の密度は下がっています。
ですから、高田馬場エリアや新宿のハコ遠征の場合は西口方面に宿を取るようにしましょう。
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