7月12日より、4度目の緊急事態宣言が始まりました。
ライブへの影響はどうなるのでしょうか?
これまでの緊急事態宣言とどう違う?
4度目になる緊急事態宣言ですが、これまでと違うところがあります。
まず大きな違いは、適用地域がかなり限られているということです。
今回は大阪や福岡、埼玉は最初には適用されず、7月30日から追加で適用になりました。
一旦解除になっていた東京都が7月12日より8月22日まで適用です。
そして以前から延長になっていた沖縄県が同じく8月22日までとなります。
東京、沖縄ともお酒を出す店に関しては休業要請があります。
今回、都内では映画館などは休業要請は出ませんが時間短縮になります。
イベント開催の条件は「定員は会場の50%まで」「最大5000人」「21時までに終演」となっています。
ライブへの影響はどうなる?
東京では今回、イベントは禁止ではありませんが人員や時間の制限はついています。
前の三回ほどでないにしろ、やはりライブへの影響は避けられません。
変更や中止がないか、こまめに公式を見ておきましょう。
都内のライブの状況は?
6月から客入れのライブも増えていた都内のライブハウスですが、やはり宣言を受けて変更も出ています。
以前のように全部が中止なわけではありませんが、急遽配信のみにしたところやキャパを減らしたところもあります。
終演時間も繰り上げになっているところが多いので、公式からのお知らせは見逃さないようにしましょう。
夏フェスへの影響は?
多くの夏フェスは東京都外で開催されていますが、東京からの遠征組がたくさん来るというのはやはり地元の方に不安を与える、ということでより開催が厳しくなる可能性があります。
もちろん各主催者さんも必死に努力はしておられますが、「どこの夏フェスでも急な変更や中止があり得る」という事態は覚悟しておきましょう。
とにかく当日、終了するまで気を抜いてはいけません。
対象地域住民だけど遠征していい?
今回の対象地域、東京や沖縄にお住いの方も遠征したいライブはあると思います。
しかし、公演によっては「緊急事態宣言対象地区にお住いの方は来場をご遠慮ください」と告知がでる場合もあります。
大きいところでは、香川県のMONSTER baSHがそのような方針です。
参照:モンバス公式サイト
都内や沖縄の方で楽しみにしていた人には本当に残念なことですが、主催者からこう言われているときは無理して行かない方がいいです。
公式の告知に従い、チケットを払い戻しましょう。
「遠慮してください」と言われない場合でも、最大限の対策をしていきましょう。
これ以上の宣言を出さないためには
さすがに4回目で、特に都民の方にはうんざりしている人も多いと思いますが(苦笑)
決まった以上は、「5回目を出さないように努力する」しかありません。
今回の宣言適用になった理由であり、感染拡大の大きな原因は、やはり「飲み会がやめられない人がたくさんいる」ということです。
ワクチンのおかげで高齢者の感染者は激減していますが、50代以下の世代の感染者が増えています。
接種ペースが早い地方でも「感染者は1桁になったけど、数少ない新規感染者がみんな若者ばかり」というのはよくあることです。
感染の原因を見ると「飲食店で会食」というのがやはり多いです。
ですから、まず「飲み会に行かない」「店で飲むときは一人静かに」「わいわい飲みたいときはオンラインで」を改めて徹底しましょう。
都民の方は特に、ご家族や友人が飲み会に行くと言ったら厳しく止めましょう。
勤務先で責任者の方は、部下が送別会や歓迎会をやりたがったらストップをかけ、路上飲みしてるようならきちんと注意しましょう。
そしてワクチンもできればしておいた方がいいです。
もちろん体質的にできない人、お住いの地域がなかなか接種が進んでいないという事情でできない人もいます。
しかし、できるチャンスがあればやはりノった方がいいでしょう。
自治体の告知は毎日見て、急な前倒しやキャンセル待ちがあれば早く申し込みましょう。
もしツテで職域接種を受けられるのならノっておきましょう。
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