遠征に非常食を持って行こう

ライブ遠征中にはさまざまなアクシデントが起きるもの。

そんな時にお腹が空いてどうしようもなくなることがあります。
遠征の荷物に非常食を入れておいてみましょう。

どんな時に非常食が必要？

遠征時にまともな食事ができないようになった事態の時にはやはりあると助かります。

国内遠征ですと、鉄道や高速バス移動、自家用車移動の時に長時間立ち往生することがあります。
特に寒波が来た時、大雪の時、梅雨や台風の時期はこのようなリスクに巻き込まれやすいです。

また、急な大災害でダイヤが乱れ新幹線に缶詰になることもたまにあります。
災害が一段落した後も、余震が続くかもしれない地域に訪問・通過する時は念のため持参した方がいいでしょう。

海外遠征ですと、現地の状況が悪化して外に食事に行けなくなることもあります。
また、現地の料理が合わず食べられない人もいます。

一口に非常食と言っても、様々なタイプのものがあります。
調理がどれくらい可能かも状況によって異なりますので、それに合わせたものを用意しましょう。

大雪や事故などの時、長時間車内に閉じ込められてしまうこともあります。

車内には給湯器が無いことの方が多いので、お湯を注がず食べられるものがいいです。

在来線の快速や新幹線などだとまず車内にお湯などありませんし、混んだり駅じゃない場所で停止しているとドリンクを買いに行くのもままなりません。
個別包装で片手で食べられるものがいいでしょう。

特に寒い時や時間が長引いた時は心細くもなるので、気分を落ち着かせるために甘いものの方がいいです。
チョコバーや羊羹バーなどを取り出しやすいバッグに入れておきましょう。
非常食用のチョコや羊羹もありますが、個別包装で食べやすければなんでもいいです。
自分の好みのものを入れておきましょう。

チョコが食べられなかったり苦手な人は自分の好きなお菓子でいいですが、口の中が乾きにくいものをお薦めします。
常温で保存可能なゼリーでもいいでしょう。

カンパンやビスケットの中には口が乾きやすいものもあるので注意しましょう。

大雪が予想される時は基本的に自家用車遠征はお勧めはできないのですが、そうはいってもお住まいのところによってはどうしても車でないといけない人もいます。

そのような人は、車に多めに非常食を積んでおきましょう。

すぐに食べられる缶入りパンや防災用の飲料水などを積んでおくと良いです。

外国旅行の時、現地の料理の味がどうしても合わず辛い、日本食が恋しくてたまらずしんどいと言う人も昔から一定数います。

そのような時に備えて、荷物の中にフリーズドライの非常食を入れておくといいでしょう。
ホテルでお湯を沸かせる環境ならばそう言ったもので対応できます。

「日本食がないと辛い」と言う人はお味噌汁がまず良いでしょう。
インスタント味噌汁は種類も豊富に出ています。
フリーズドライ非常食のシリーズだと、お粥もラインナップにあります。

今はおにぎりもフリーズドライタイプのものがあり、お湯を注いで食べることができます。
普段の生活でも防災用に備蓄しておくと良いです。

食物アレルギー持ちの人や、持病で糖分や塩分の制限がある人は、どのような状況に備えるにしても必ずかかりつけのお医者さんに相談しましょう。

エビや貝の出汁はもちろん、チョコや大豆などもダメな人はダメです。

プロの意見をよく聞いた上で、安全なものを選びましょう。

アレルギー対応の非常食もありますが、どのアレルギーにも対応可能と言うわけではありません。
表示をよく見て、自分の体質に合ったものを選びましょう。