ネットルーム宿泊ってどう?

ネットルーム 宿泊

ネットカフェ(漫画喫茶)には最近、「ネットルーム」などと呼ばれる完全個室のサービスを展開する店舗が増えつつあります。

宿代を安くあげたいライブ遠征組には気になるところですが、どのように利用すればいいのでしょうか?

ネットルームとは?

ネカフェの個室は従来、完全にドアが閉まらない構造で簡易な鍵しかありませんでした。

予約も途中外出もできず、行ってみないと入れるかどうかはわかりませんでした。
繁忙期には空いてなければ引き返すかオープン席で我慢するしかなかったのです。

近年、従来のネカフェより少し宿泊場所として過ごしやすくなったネットルームが登場しました。

ネットルームとは、鍵のかかる完全個室になったタイプのネットカフェと考えればいいです。

運営もマンボーなどのネットカフェチェーン経営元が行なっているところが多いです。

ネットルームの設備の基本

基本的に、フラットタイプのクッションが狭い部屋の全面に敷き詰めてあります。
リクライニングシートのところもあります。

パソコンとデスクがあり、音声は隣にもれないようにイヤホンで聞くのが原則です。
PCではテレビが見られるようになっているところも多いです。

シャワーやトイレはもちろん共同です。
店によってはシャワー利用にはオプション料金がかかるところもあります。

シャワーで使うシャンプーやタオルなどは、自分で持参するかフロントで購入するかになります。


ボタニスト ボタニカルチルバスケアセット スムース
>[PR]

店舗によってはコインランドリーもあり、汗だくになった服の洗濯も可能です。


ドクター ベックマン(Dr.Beckmann) トラベルウォッシュ 旅行用洗濯洗剤 DP010004 (Men’s、Lady’s、Jr)
[PR]

女性専用エリアが設けられている店舗もありますので、女性の1人遠征の人はそちらを使うといいでしょう。

ビジネス利用者向けのプリンターが設置されている場合もあります。

ネットルームのサービスの基本

何と言っても予約が可能なところが従来のネカフェより助かるところです。
予約は各ネットルーム店舗の公式サイトから申し込みます。

もちろんホテルではないので、ホテルよりはずっと簡素なサービスになります。

しかし、普通のネカフェでは出来ない途中外出や複数日に渡る利用が可能になっています。

3〜8時間くらいのパック料金は普通のネットカフェでもありますが、ネットルームは丸一日のパックも普通にあります。
長いところですと、1ヶ月まで滞在が可能です。

荷物の預かりにも対応しています。

どれくらいの値段で泊まれる?

店舗や部屋のタイプにもよりますが、2,500〜3,500円くらいの間で一泊することが可能です。

カプセルホテルでも都内だと5千円を超えることはよくありますから、それに比べればやはり安いと言えます。

ネットルームのデメリットとは?

もちろんネットルームの安さには理由があり、それなりのデメリットもあります。

部屋が狭い!

もちろん部屋はギリギリの狭さです。

立ち上がって着替えはできるとはいえ、狭苦しい場所が苦手な人にはきついところです。

防音が不十分

一応鍵のかかる個室になっているとはいえ、ちゃんとしたホテルよりも簡素なぶん防音性は落ちます。
そのためにTVを見る時はイヤホン利用が基本なのですが、それでも多少近隣の部屋の出入りの音などは聞こえます。

神経質な人にはあまり向きません。

未成年は泊まれない!

自治体の条例により、18歳未満のネットルームの深夜利用は基本的にできませんので、未成年(高校生以下)の宿泊用には使えません。

未成年の人は普通のビジホやシティホテルを取りましょう。

飲食場所の制限

完全に鍵が閉まるタイプのネットルームは、飲食の提供に条例などの関係で制限があります。

店外で買った食べ物を部屋に持ち込むのはOKですが、店内で注文した食べ物を室内に持ち込めないというメンドくささはあります。

店内で買ったものは、フロア内の共有飲食スペースで食べないといけません。

シャワーやトイレの交代待ち

ホステルやカプセルホテルでも同様の問題はありますが、お風呂やトイレが共同利用なだけに、タイミングが悪いと待ち時間ができてしまいます。

女性で生理中の方にはきついですね。

ちゃんとしたベッドじゃない

ネットルームの中にあるのはたとえフラットであってもあくまで「座席」です。

なので、ちゃんとしたベッドよりはやはり寝やすさで落ちます。

まとめ

ネットルームは従来のネットカフェに比べれば宿泊場所として便利にはなっています。

しかし、ホテルよりは居住性や防音性に落ちるところもあり値段相応ともいえます。

ライブ遠征にも使えますが、「どこでも寝られる」「安ければ多少のことは構わない」という、ある程度遠征に慣れている成人向けの施設と言えます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました