遠征の予定を組む時悩むのは、「遠征の前日について泊まったほうがいいのか？」ということです。
そこで、前泊する時のメリットや「前泊すべきかどうか」という判断基準について解説します。
前泊のメリット
何と言っても、ライブ前日にホテルに大きな荷物を置いてゆったり眠れることです。
ついた当日は休憩だけに充てますから疲れを持ち越さず、リフレッシュした状態でライブに臨めます。
ライブやインスト会場に行く前に、身だしなみも整えて行けますしね。
私は前泊した場合、その日は現地の美容院で髪を切ったり染め直しに行くのに充てたりすることもよくあります。
特に髪を染めたりヘッドスパまでやると結構時間がかかってしまいますから、時間を気にしないでできた方が良いです。
ついでにマッサージなども行けるだけ行ってしまいます。
そして、天候が荒れやすい時期に飛行機の欠航や、鉄道やバスの遅れが発生してもリカバリーしやすくなるのも大きなメリットです。
公演当日の移動だと、大雪で遅れてギリギリになったり、最悪の場合全面運休になり結局間に合わないこともあります。
夜行バスだけではなく県内移動の長距離路線バスが運休になった場合、郡部住まいの人も市街地の駅まで行くのが困難になります。
当日「ライブに間に合わなかったらどうしよう」と気が気でなくなるよりは移動に丸々１日使い、前泊したほうがいいというものです。
特に前泊したほうがいい遠征先
遠征先によっては「できるだけ前泊したほうがいい」という場所もあります。
特に、飛行機で行くしかない距離の場所で、なおかつ気候が荒れやすい時期の場合は前泊で予定を組んでおいたほうがいいでしょう。
予備日を取っておいたほうが、欠航になっても対応しやすいです。
これに該当する地域は台風シーズンの沖縄があります。
そして冬の雪国です。
特に札幌遠征の場合、新千歳空港は遅延や欠航が発生しやすいので日程には余裕を持ったほうがいいです。
新千歳から乗り継ぐ旭川なども空港から市街地が遠いですし、前泊の方が無難でしょう。
秋田や青森の雪が深いシーズンも、飛行機で行く人は特に前泊の方が無難です。
特に大事なライブの時
数あるライブの時でも、絶対に遅れられない重大なライブの時は前泊できたらしたほうがいいです。
動員の多いバンドやアイドルで記念の大きなライブですと、身分証チェックもあるので早めに行ったほうがいいですしね。
開演や開場がかなり早いライブならなおさらです。
また、解散・活動休止・メンバーの脱退や引退などのもう後がないライブの時もしかりです。
K-POP男性グループのファンの方なら、入隊前ライブもありますね。
前泊すべきか迷う時には
とはいえ、やはりもう一泊するとなるとホテル代もかかってしまいます。
予算が厳しい人は、できるだけホテル代も節約したいと思うものです。
ライブ前日や当日に、会場近くで格安のビジホやホステルが空いていたり、うまく飛行機の早割を使えて案外安くつくこともあります。
「前乗りしたらお金かかるんでしょ？」と決めつけてしまわずに、まずは安くあげられる手段はまだ残っているか否かは調べてから判断しましょう。
無理にきついギリギリ日程を組んで疲れがたまって体調を崩すと治療費もかかります。
ライブに間に合わなくなるリスクと天秤にかけてよく考えましょう。
しかし、休みが思うように取れなくて前泊が不可能な場合もあります。
どうしても前泊できない時は、できるだけ早い時間に出発できるようにして、少しでも遠征先や移動中の車内で休憩を取れるようにしましょう。
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