このブログでも何度か熱中症予防について取り上げさせていただきました。
対策をしてもあまりの暑さにやはり熱中症状になってしまうこともあります。
ライブ会場で症状が出た時の対処について解説します。
熱中症は軽いうちに対処しよう!
会場内で倒れるほど重い症状になってから慌てても自力で退避できなくなってしまったりします。
特に大きな会場であるほど大変です。
特にコロナもありこの夏は救急搬送がなかなかできない状況にあります。
なので、熱中症は軽い兆候のうちに自分で気づいて対処した方が早いです。
水分は「喉が乾く前に、少しづつ取る」のを心がけましょう。
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こんな兆候に注意!
以下のような状態になっているときは「熱中症かも?」と考えて対処しましょう。
- 大量の汗が出る
- 軽い頭痛がする
- だるい感じがする
- 思考の働きが鈍い、何か小さなミスが多くなっている
- 立ちくらみがする
- 筋肉痛や手足のつりが出ている
- 動悸が上がっている気がする
- ちょっともどしそう
とにかく「体調の異変を感じる」という時は些細な兆候でも甘く見ず、日陰に退避しましょう。
指定席の大型ライブの時でも、屋内であっても熱中症になる場合もありますので、上記の兆候が出たらすぐロビーに出て休みましょう。
そこまで行かなくても、トイレに行った時に「それなりに水飲んでたはずなのに尿の量が少ないぞ」「尿の色が濃くなっている」と言う時も用心して、塩を舐めてみたりしてセルフチェックしましょう。
塩を舐めて通常通りの味がしたとしても、水分補給を増やしていきましょう。
大きなフェスで「やばいかも?」という気がするのでしたらすぐ救護室にいきましょう。
ドームやアリーナクラスのワンマンライブでも救護室が設けられている場合があります。
様子がおかしいとき即座に救護室や屋根付き休憩エリアに移動できるよう、フェスや大型ライブでは必ず会場マップを公式サイトで見ておきましょう。
日陰に避難した後の対応
まず自力で水やスポドリ、塩飴、梅干しを取れるならすぐ口に入れましょう。
経口補水液パウダーを持っていれば水に溶かして飲みましょう。
塩や経口補水液を甘く感じるような状態はやばいと言われています。
しっかりと塩分と水分を補給し、日陰で休みましょう。
そして、脇や太もも、首筋などの血管を冷やしましょう。
救護室に行った後は、そちらのスタッフさんの指示に従いましょう。
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撤退の決断も早めに!
休んでもしんどいのが後を引く時は、自力で帰れるうちに帰りましょう。
ライブ途中で帰るのは残念でしょうが、無理をして体を壊して後遺症が出ては今後の遠征にも支障が出ます。
救護室で「帰りなさい」と言われた場合もすぐ帰りましょう。
後で病院に受診を!
熱中症が出たら、必ず早めに病院にかかりましょう。
途中退場した時、平日の早い時間であれば会場やホテル周辺のクリニックが開いている時もありますので急いで受診しましょう。
どこに行ったらいいかわからない時はとりあえず内科に駆け込みましょう。
病院が開いてない週末などでも、可能な限り週明けに早く行くことが望ましいです。
その際、必ず「夏フェスに行きました」と言うことは正直に言いましょう。
特に頭痛や吐き気、手足のつり、寒気が残っている時は素人判断せず必ず受診しましょう。
大したことがなければそれでいいですが、たまに脳などに深刻な影響が出ている時があります。
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体温もきちんと帰宅後測っておきましょう。
熱が出ている時はコロナなどの感染症と紛らわしいため、飛び込みで病院に行っても受付できないことがあります。
必ず発熱外来に電話しましょう。
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すぐに救助を求めるべき、ヤバい状態
上記のような軽い状態をうっかり見過ごしてしまい、重い熱中症になってしまうこともあり得ます。
特に、下記の状態になっていたら激ヤバだと思ってください。
- 視界が狭くなる
- 割れるような頭痛
- 吐き気がひどい
- 歩くのが困難
- 呂律が回らず、言葉を発するのが難しい
- 寒気がする
特に「呂律が回らない」は脳の急病と区別がつきづらいので、早めの搬送・受診が必要になります。
また、重い熱中症自体が脳卒中を引き起こす危険もあります。
そのような時は、速やかに混んだ場所から脱出し会場のスタッフさんに助けを求めましょう。
フェスで救護室に自力で行けない状態になってしまった場合もとにかくスタッフさん、それでも間に合わなければ近くの人に助けを求めましょう。
もし自分でなく、他の人がふらふらになっていたり倒れかけているのを見かけた場合はすぐに周囲の人と協力して混んだ場所から出し、スタッフさんを呼んで対処してもらいましょう。
スタッフさんが到着するまで時間がかかりそうな時は、扇風機の風を当てたり経口補水液や塩タブレットを持っていればあげるなど可能な限り手当をしておくと尚いいです。
そこから先は搬送されるか救護室で様子を見るかに分かれるかと思います。
搬送されたらそちらのお医者さんの指示に従いましょう。
「救護室でしばらく休んだら落ち着いたから自力で帰る」にしても、やはり上記同様早くに病院を受診しましょう。
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