コロナ感染でライブを諦める時

感染拡大がまだ続く中、自分も感染したり怪しい症状が出てライブを諦めるか悩む時があります。

体調の異変が出た時、参戦中止を決断しなけれなならないのはどういう時でしょうか。

当日の症状で参戦中止にするとき

もし当日に怪しい症状が出てしまったときは、検査の申し込みをしても結果が間に合わないこともあります。

抗原検査や短時間で結果の出るPCR検査も完全ではなく漏れがありますし、コロナ以外のインフルエンザなどの感染症という可能性もあります。
無理して現地で倒れても、搬送先が見つからないこともあります。

なので、

以上の時は、検査や診断を待たず即ライブ参加を中止しましょう。
特に「喉が痛いのと発熱セット」の時は家から出てはいけません。

大抵のライブでは37,5度を一つの基準にしていますが、それよりちょっと低めでも平熱より高い時、他の体調不良がプラスしている時はやはり参加を諦めた方がいいです。
発熱している状態で倒れたりすると、特に搬送先を見つけるのが困難になります。

熱がなくても喉が痛い時も参加は諦めた方がいいです。
現在の株は咽頭痛の後から遅れて熱が出た事例が多いです。

これは中止決定した時点ですぐに連絡しましょう。

ホテル側からして一番困るのは「感染してるのを黙ってこられた時」です。
宿内でクラスターが起きれば従業員が足りず営業に差し支えます。

なので、キャンセル料は心配でしょうがとりあえず一刻も早く電話して「感染してしまいましたのでキャンセルさせてください」と申し出ましょう。

キャンセル料なしにしてくれるかどうかは会社の判断も別れますが、コロナ感染の場合はいいですよと言ってくれるところもあります。

当日や出発当日だと諦めもつきやすいですが、なまじ日程に余裕がある時だと「ライブ当日までに治るんじゃないか」と思ってしまいます。

しかし、感染拡大の時期ですからここは厳し目に判断しておきましょう。

特に動員の多いライブやフェスに参加予定の人は、やはりこの段階での発熱などは参加を諦めた方がいいです。
2022年夏のコミックマーケットでも、10日以上前の発症でも参加を中止した有名作家さんもいらっしゃいます。

コロナやインフルエンザの場合、軽症であっても治るのに１週間以上かかるのはザラです。

公式リセールのある人気のライブでしたら、１週間前でしたら引き取りも見つかりやすいですので、早く出しておきましょう。

一緒に住んでいる人が発症した時も、残念ですがライブ参加はあきらめましょう。
大抵のライブでは濃厚接触者はお断りです。

今陰性でも、遅れてあなたが発症することもあります。
２、3日後にいきなり発熱する場合もあります。

もし貰わないで済んでも、同居人の療養解除まではライブ参戦は諦めないといけません。

「濃厚接触者になった」「同居家族が発症」などの事情で中止の場合もホテルや旅行会社に速やかに連絡しましょう。
こういう場合も、キャンセル料なしにしてくれる場合もあります。

「気をつけてたけどもらってきた」ならまだしも「いくら煩く言ってても対策してくれずに持ち帰ってきた」「濃厚接触者なのに飲み会行った」は本当に腹も立つでしょうが仕方ありません。
このような事態を避けたいときは、予算があればウイークリー滞在などでしばらく無頓着な家族とは距離を置きましょう。

ライブ前に余裕のある時期であっても、コロナ拡大時期には参加を断念した方がいい体調というのもあります。

持病の悪化でドクターストップが出た時はもちろんですが、妊娠が分かった時も現場参戦はやめた方がいいです。

アレルギーがひどくコロナワクチンを打てない人、特にノババックスでもダメだったという人も慎重に考えた方がいいでしょう。
そこまでひどいアレルギーだと、現地で何かアレルゲンに触れて倒れた時に搬送先が見つからないと大変なことになります。