フェスでのキャンプに便利な調理器具

夏フェスにキャンプで参加したい！と思っている人も多いでしょう。

通常のキャンプとも違うところが多々あるフェスの環境に向いたキャンプ調理器具はなんでしょうか。

フェスと普通のキャンプの違い

通常のキャンプ場と違い、フェスのキャンプ場は「臨時のキャンプ場を使うことが多い」「フードコートがある」と言う点があります。

特にフジロックやライジングサン、アラバキあたりは参加者も桁違いに多いですし、駐車場や洗い場から遠い場所しか取れないことも多くあります。

重い道具を持っていってしまうと運搬だけで疲れてしまいます。

高規格のキャンプ場ならサイトごとに洗い場がついていたりしますが、フェスのキャンプ場ではそは望みにくいです。

また、フェスの規定によっては焚き火が禁止だったり、使えるコンロに制限があることもあります。
フジロックでは火器が使える場所がBBQエリアと決まっているので、テントの場所からまた機材を持って行かなければなりません。

フードコートもありますので、そちらで十分食べられますからキャンプサイトで食べるのは軽食でも構いません。
グループや家族で参加の人だとクーラーボックスにお肉を入れてBBQを楽しむ人もいますが、１人参加だとそれも難しくなります。

こうした条件の違いをよく考えて調理器具を選びましょう。

上記のことを考えると、まずフェス用のキャンプでは「軽い」「洗いが簡単」であることが優先になります。

お弁当箱のような形状のメスティンはキャンプ用調理器具の中でも特にフェス向きといえます。
元々はご飯を炊く飯盒で、メーカーによっては「メスキッソ」とも表記します。

軽いだけでなく、焼き料理も蒸し料理も作れます。
少量のパスタとお水を使っての料理も工夫次第でなんでもできます。
さらにレシピもレシピサイトや書籍で豊富に見つけられますので、家で練習して行くのも容易です。

逆に向かない調理器具は、「重い」「掃除が大変」と言うことになります。

ダッチオーブンは重いので、この点で「フェス向きでない調理器具」の筆頭になってしまいますね。
特に１人参加の人は小型のものでも持って行かないほうがいいです。

フジロックのように焚き火が禁止のフェスだと、焚き火台も持っていけません。

電源もキャンプサイトにはないのが基本ですので、コンセントを使う調理器具も使えません。