47都道府県ツアーを回るには

47都道府県ツアー 費用

バンド系だとたまに「47都道府県ツアー」と銘打ち、全県を回るツアーをやることがあります。

実際に47都道府県を回りたいとき、どのように計画を立てればいいのでしょうか?

全県全通するにはどのくらいかかる?

まず絶対に必要なのはチケット代ですが、コロナ禍以降チケット代は値上がりの傾向にあります。

知名度の高いバンドとなると、安くても5千円はかかってしまいます。
これに手数料もかかりますから、仮に手数料500円+チケ代5,000円としても47箇所あるとチケ代だけで26万近くかかります。

実際はチケ代がもっと高いバンドも多いですし、「東京は2本やる」などのように総本数が47本を超えることもよくあります。

ファイナルや節目などの大きな会場だと、最近は前方を「VIP席」として高く設定するところもあります。
これを考えると、チケ代が30〜40万を越す可能性も高いです。

そしてライブハウスツアーだとドリンク代も必須になり、これも最近は600円のところが多いので47ヶ所なら28,200円になります。

これを考えると、安くてもチケット+ドリンク代だけで30万はかかります。

さらにグッズ代、特典会代を含めたらもっとお金はかかります。

宿代も近年は値上がり傾向にありますから、5千円以内で泊まれない時期や地域も多くなっています。
下手をすると宿代だけで50万を越す可能性もあります。

交通費はお住まいの場所やツアーの組み方によってかなりの差が出てきます。
首都圏や大阪近辺の人は日帰り圏内の会場も多くありますが、それ以外の地域の人は日帰り可能な会場が数えるほどしかない人も多いでしょう。
郡部や離島にお住まいの方だと県内でも泊まりがけ必須です。

これに食事代や体のメンテナンス代まで合わせて考えると、やはり近年では100万は超えてくる可能性が高いです。

ギャ友との会食や打ち上げをしていると飲み代は1回3千円はかかりますし、毎回じゃなかったとしてもこれもやっていると相当かかってしまいます。

全通できない時のプランの立て方

上記のように、全県ツアーの全通というのはかなり困難です。
お金もそこまで使えない人、有給もそんなに取れない人が多数です。
半通できる人すらかなり少ないと思われます。

なので、「自分が行けるところはどこか」ということをよく考えた上で、発表され次第即プランを立てましょう。

長丁場のツアーですから払込が一気にくるわけではなく、FC先行も何回かに分けてあることもよくあります。
会社勤めの方はボーナスの予定なども加味して予算を組みましょう。

本数何本回るかに関わらず、貯金はできるだけ多くしておくに越したことはありません。

自分の行ける場所をピックアップしよう!

一番最初にやるべきことは「絶対行く」「できれば行く」に分けて書き出したりマークをつけることです。

告知ページをプリントアウトして違う色のペンで書くのでもいいですし、自分で計画書を作るのでもいいです。

「絶対に行きたい場所」をピックアップしたら、それに合わせて予算や移動計画、有給の算段をしましょう。

そして「行ける可能性が少しでもある場所」に関しては発表当日に全部宿を予約しましょう。
後で変更するのはありですが、「大きなイベントが被って宿がない」という時が一番悲惨になりますので、宿の確保はとにかく一番にやりましょう。

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交通機関をどうするかに関しては「飛行機移動が必要な、絶対行きたい場所」に関しては早めに抑えましょう。
早割が使えるか否かで万単位違いますから、1本多く行けるか否かにも関わります。
新幹線も1年前予約に変わりましたから、絶対行く場所に関しては早めに抑えましょう。

休息を取れる日程を作ろう

全通まで行かなくても、本数の多いツアーはメンバーもファンも段違いの体力の消耗になります。

なので、ツアー期間中に「休息をしっかりとる」期間を必ず作りましょう。
そうでないと、ツアー途中に倒れて回れなくなったりライブ中に体調を崩して楽しめなくなります。

宿は最低でもカプセルかドミトリーを取り、布団をかぶって横になることが大事です。
夜行バス移動は連続しないようにしましょう。

ギャ友との飲み会やお茶会も、全部の会場でやっていたらお金もかかりますし疲れます。
会食は区切りの良い場所に絞りましょう。

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