ライブ遠征向きのキャリーバッグのサイズ

遠征の荷物として欠かせないキャリーバッグ。

たくさんのものが出ていますが、どうやって選べばいいのでしょうか？

どれくらいの大きさを選べばいい？

まず迷うのが、キャリーバッグの大きさです。

大小様々なサイズがありますが、どのくらいのものを買えば良いのでしょうか？

キャリーバッグのサイズは、あまり大きすぎても不便です。
かといって、少なすぎると荷物が入りません。

特に１人遠征の人は荷物の分担ができませんから、自分だけでなんとかなる範囲に納めなければいけません。

その一つの目安が「機内持ち込み可能」と表記されているサイズです。
このくらいのサイズのキャリーバッグだと、荷物をバッグの限界まで入れても自分で持ち運び可能なくらいに納められます。

JALの場合、機内持ち込みサイズは

となっています。（参照、JAL公式サイト）
他の航空会社もほぼ同じサイズの規定です。

特にLCCやコミューター航空での遠征が主な人ですと、使う機体が小さいことが多いので100席未満用サイズのキャリーバッグを選ぶことをオススメします。

夜行バス遠征をよくやる人だと、ホテルに荷物を預けられないので駅のロッカーに入れたいものです。
400円以上のロッカーは数が少ないので、300円ロッカーに入ると助かりますよね。

しかし、300円ロッカーに入るサイズのキャリーとなるとかなり小さいです。

JR東日本の300円ロッカーのサイズは、高さが20〜40cm×奥行き57cm×幅34cmです。

他の300円ロッカーも細かい違いはありますが、駅のロッカーならだいたいこのサイズです。

これに当てはまるキャリーバッグは「SSサイズ」などといって売られています。

しかし、このサイズとなると実際かなり小さいので、少し長い遠征だと荷物が入らなくなってしまいます。
特に冬は着替えのボリュームが膨らみますからね。

300円ロッカーサイズのキャリーは一泊か、夜行バス往復の短期遠征だけをやる人向きの大きさですね。

ホテルをとっての遠征が主な人や、国内をバリバリ遠征する人でしたら、400円ロッカーに入るくらいのサイズにした方がいいです。

遠征に慣れてきて本数が増え、3泊以上もざらになるとどうしても荷物は増えます。

JR東日本の400円ロッカーのサイズは、高さが20〜40cm×奥行き55cm×幅34cmです。

上記の「100席以上の機内持ち込み可能なサイズ」のキャリーはこの範疇になります。

機内持ち込み可能なサイズを超える大型キャリーバッグですと、大きすぎて持ち運びが大変です。

特に１人遠征の人は階段を持ち上げるのに苦労しないといけません。

海外遠征の場合、ヨーロッパなど遠方の場合は荷物が多いので大型キャリーが必要になることもあります。

欧州ツアーをよくやるバンドや、海外のバンドを追っている人なら大型スーツケースを選択肢に入れてもいいと思います。

滅多に海外遠征に行くことがないのであれば、必要なときだけレンタルしたほうがいいです。