ライブ遠征では普通鉄道やバスなどの公共交通機関を使うことが多いと思います。
しかし、自分で自家用車を運転してライブ遠征に行くことは可能なのでしょうか?
クルマ遠征のメリットとデメリット
自家用車遠征にはいいこともありますが、反面リスクも大きいです。
メリットとデメリットをよく把握しておきましょう。
クルマ遠征のいいところ
まずは自家用車遠征のいいところをあげましょう。
時刻表を気にせず動ける!
これは電車の本数が少ない場所で特に助かります。
終電を気にしてライブが楽しみきれないこともなく、自分の好きなように動けます。
営業イベントが終演後にある時には時間を気にせず待てますね。
重い荷物も持っていきやすい!
鉄道移動だと、エレベーターなどが整備されていない駅で重たい荷物を持ち上げないといけません。
車の場合だと荷物が重いのは積み卸しの時だけ。
普通の街のライブでも便利な点ですが、夏フェスでキャンプ宿泊するときはさらに便利です。
重いキャンプ道具を一人で背負って持って行くのは大変ですが、オートキャンプサイトが取れればキャンプする場所まで直接荷物を持っていけます。
重いテントやダッチオーブンの運搬には助かりますね。
道路沿いのホテルに泊まれる!
特に大きなライブで、周辺のホテルが埋まっていることもあります。
そんな時に、マイカー移動ですと駅の近くだけにこだわらなくていいです。
道路沿いのドライバー向け立地のホテルにも泊まれます。
駐車場のあるホテルならどこでも泊まれますから、ホテル探しの選択肢はグッと広がります。
自動車免許が取れる年齢ならラブホも泊まれますからね。
クルマ遠征のデメリット
しかし、自家用車遠征にはリスクも大きいです。
長距離移動の疲れが大きい
自分で車を運転するのは想像以上に疲れるものです。
山越えでうねうね道を行くと神経も張りますし、高速道路も気は抜けません。
霧や雨の時はさらに緊張を強いられます。
気を張りながら数時間移動は心身ともに疲れます。
渋滞に巻き込まれる!
車移動は渋滞に巻き込まれて延々遅れることがあります。
誰かが事故ったために突発的な渋滞が起こることもよくありますので、完全には予測しきれません。
特にGWや年末年始のハイシーズンだと渋滞に数時間ハマることもあります。
下道に抜けることもできず缶詰になったままで、ライブに間に合わなかったら泣くに泣けません。
マイカー遠征にあたっての注意
上記のリスクも考えて、マイカー遠征する時はきちんとした計画と準備が大事です。
余裕を持った計画を立てよう
自家用車遠征の場合、ギリギリで予定を組むというのは絶対やらない方がいいです。
休憩時間もきちんと取るようにし、渋滞にハマっても大丈夫なくらい時間に余裕を持った計画を立てましょう。
最低でも休憩は1時間半に1回は取るようにしましょう。
休憩をちゃんと取らないで疲れがたまると事故にも直結します。
長距離の高速移動の場合、SAに一つ入り損ねた時のことも考えて幅広く下調べをしておきましょう。
クルマの安全対策は入念にしよう!
長距離を遠征する人であれば特に、車体の安全には気を配り準備するのは常識です。
ガソリンを十分入れるのはもちろん、おかしなことが起きていたら出発前にきっちり修理してもらいましょう。
タイヤの溝が浅くなっていたり、釘や石を踏んでいないか・空気圧が十分かは調べましょう。
万一ガス欠やエンストで路上停止したときのために、三角停止板などの安全グッズは積んでおきましょう。
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車遠征に向かない先もある!
まず、車遠征に適さない場所もあるということを把握しておきましょう。
冬の北海道や東北は路面凍結やそれに伴う渋滞や通行規制のリスクが大きくなります。
北国の道路に慣れていない人は冬季のマイカー遠征をやめたほうがいいでしょう。
また、沖縄などの離島だとマイカーをフェリーで持って行くのに時間がかかりすぎることもあります。
こういった場所では、公共交通機関やレンタカーを使った方がいいです。
駐車場の場所は事前に調べておこう!
行き当たりばったりで行くと駐車場がなくて往生することになります。
大きなライブやイベントがある時は駐車場も満杯になります。
ライブハウスだとお客が使える駐車場がないことの方が多いので、近辺の駐車場を使う必要がありますが、大都市だと駐車料金が高い上によく満車になっています。
ですから、目的地の駐車場の場所は事前に調べてリストアップし、多めに候補を見繕っておきましょう。
最近では駐車場の事前予約サービスもありますので、予約可能ならばしておきましょう。
フジロックなどの大手フェスの場合、オートキャンプサイトだけでなくキャンプサイトを利用しないマイカー来場者も、駐車券の事前購入が必須となります。
郊外のアリーナやドームの場合、会場の駐車場がどれだけ使えるかも事前に調べておきましょう。
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