ライブハウスの閉店・移転

ライブハウス 遠征いろいろ

コロナ禍なども手伝い、気がついたらなじみのライブハウスがなくなっていた!
というのが多い昨今です。

どのライブハウスが閉店になり、代わりとして使われるのはどこになるのでしょうか。

なぜ最近ライブハウスが閉店するのか?

まず2020〜2022年あたりは「コロナ禍の直撃」が大きいです。
単純にスケジュールが埋まらず、収益が厳しくなったことが大きいです。

2022年以降はライブも復活してきましたが、今度は「入居しているビルが老朽化」「土地や建物の賃貸契約を更新できない」という理由が目立つようになっています。

スタジオコーストは土地の所有者との交渉が不調で賃貸契約を更新することができず、閉店して解体、更地になってしまいました。

大きな音をたて、お店の前に行列を作るライブハウスはなかなか入ってもいいよと言ってくれるビルを見つけるのは難しいです。
かといって完全に専用の建物を建てる資金も良い土地を購入することも厳しい状況にあります。

なので、「復活したい意向はあっても、すぐ移転先を確保できない」ということで、移転先が決まらないまま閉店になるライブハウスは多くなります。
中には、閉店後に運良く移転先が決まって再開したところもあります。

少し事情が違うのは赤坂BLITZで、運営するTBSの開発計画の方針で「ライブハウスの営業をやめて放送スタジオやイベントスペースにする」という理由で閉店になっています。

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コロナ禍以降の閉店・移転ライブハウス

主にV系が使うハコで、コロナ禍に閉店・移転、もしくは近く閉店が決まっているハコをご紹介します。

店名閉店時期備考
富山Soul Power2020/32023年に同市内に移転し再オープン
札幌COLONY2020/4
京都VOXhall2020/4/30京都今出川に後継店「PUB VOXhall」が営業中
宜野湾HUMAN STAGE2020/6「ライブカフェ ヒューマンステージ」として同市内に2023年再開
新宿RUIDOK42020/8
池袋RUIDOK32020/8
マイナビBLITZ赤坂2020/9/22放送スタジオ・イベントスペースに変更
池袋サイバー2020/12/7
高田馬場AREA2021/12/31
六本木VARIT2021/3/31跡に六本木BIGHOUSEが開業
渋谷RUIDOK12021/4
代官山LOOP2021/5
STUDIO COAST2022/1/31横浜市内に後継店YOKOHAMA COASTがオープン
APOLLO BASE2022/3/27
宮崎SR BOX2022/3/31同市内の橘通に後継店LAZARUSがオープン
高崎Club FREEZ2022/6/26移転も検討していたが運営会社が破産して完全閉店に
浜松メスカリンドライブ2023/3/31移転先が見つかれば再オープンの可能性あり
SENDAI CLUB JUNK BOX2024/2/24移転予定あり
心斎橋FAN J2024/3移転場所が見つかれば再開の意向あり
Umda TRAD2024/10/31
目黒鹿鳴館2024/12移転予定はあり、当初の予定より1年閉店が延期
新宿BLAZE2024/7

これ以外のジャンル御用達のライブハウスでも閉店が相次いでいます。

どこのハコが代わりになる?

V系の登竜門だった高田馬場AREAの閉店はバンギャにも大きなショックを与えましたが、V系のライブは場所も程近い高田馬場CLUB PHASEに移動しつつあります。

池袋サイバーの閉店後はEDGEやBlacK Hallを使うV系バンドが多いです。

BLAZEはまだ2024年12月まではあるので、それ以降の動向は不明ですが近いキャパは西新宿のRenyなどもありますし、そちらに移動していくと思われます。
ソールドするくらいのバンドならZEPP SHINJYUKUに思い切って上げるところも出るでしょうしね。

地方のハコでは、札幌のCOLONY閉店後はペニーレーンやCrazy Mokeyなどを使うV系バンドが多いようです。
浜松も、窓枠の方を使うことになるでしょう。

FREEZが潰れてしまった高崎市は高崎駅西口から徒歩10数分かかるクラブジャマーあたりを代替で使うことになる流れです。

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