新幹線遠征は便利なものですが、まだまだ北海道といえば飛行機でしか行きにくいイメージがあります。
北海道新幹線はライブ遠征には使えるのでしょうか？
北海道新幹線はどこまでできている？
新幹線で本州から北海道までつながるようになった新幹線ですが、まだ現在は作っている最中です。
2022年１月現在では青森-新函館北斗駅まで開業しています。
ですから、それから先は乗り継いで行かないといけません。
いずれ札幌まで伸びる予定はありますがまだまだ先です。
北海道へのライブ遠征には使える？
これは現在のところ、通常のシーズンに使うにはまだまだ難しいです。
新函館北斗駅は函館駅と直結しておらず、はこだてライナーでも17分かけて函館駅に移動しないといけません。
札幌までは特急に乗り換えて3時間以上かかってしまいます。
函館に回るライブはあまり多くはありませんので、今のところは「青森・函館どちらか近辺にお住いの方の隣県ライブ遠征」に使うものと考えたほうがいいでしょう。
青森以南の人が遠征に使うのは今はあまり現実的ではありません。
欠航の時の迂回路として
もう一つの使い道が、「道内の空港発着便が大規模な欠航になった時」の迂回ルートとしてです。
かなりの遠回り乗り継ぎになりますが、欠航便が多すぎて振替やキャンセル待ちもいつになるかわからない、という場合は新幹線を乗り継いで帰ったほうがいい時もあります。
新千歳空港から南千歳で乗り換え、そこから新函館北斗まで行って乗ります。
空港から3時間はかかってしまうのでかなりしんどいですし、通常使うにはあまり現実的ではありません。
しかし、翌日になっても帰れる当てがなく仕事の都合でそう長く北海道にいられない時はやはり本州まで出れる限り出たほうがいいです。
東京まで戻れなくても早めに出れば青森か郡山、良ければ仙台の駅付近で泊まって翌日帰れます。
2022年のお正月の新千歳大規模欠航では5日先まで道内発着の飛行機が満席という事態になってしまったので、新幹線で遠路帰る人も多数出ました。
冬の寒波が予想される時期の北海道遠征では、このルートも一応調べておきましょう。
それ以外のシーズンでも、大規模な災害や空港閉鎖の事故が起こった際の振替移動として頭に入れたほうがいいです。
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