ライブ遠征でも定番の飛行機ですが、なかなか使わない人にとってはどうしたらいいかわからないこともあります。
飛行機移動に慣れていない人、これから飛行機デビューの人に向けた、乗り方の超基本を解説します。
飛行機の予約の仕方
基本は各航空会社の公式サイトで予約します。
今時はどこの会社もスマホにも対応しているので大丈夫です。
マイレージ会員に入っておいたほうがいいとは思いますが、入っていなくても予約は可能です。
各航空会社の早期割引はだいたい3ヶ月くらい先には出ていますので、通常のライブハウス遠征なら発表されてすぐに予約しましょう。
1ヶ月前までに予約するかどうかで大幅に料金が違います。
ドームやアリーナ、長期ツアーの場合は発表が早いので、飛行機の早期割引が始まるのがまだ、ということがあります。
航空会社のメルマガに登録し、早期割引の案内が受け取れるようにしましょう。
支払いはクレジットカードかコンビニで可能です。
パックツアーの場合、航空券がセットになっていますので旅行会社の案内に従って航空券を受け取りましょう。
[PR]座席指定をしておこう
予約をした後、航空会社の公式サイトや公式アプリから座席指定ができるようになっています。
座りたい場所があるなら早めに予約しましょう。
空港にはいつ行けばいい?
飛行機利用の場合、早めに空港に行きましょう。
小牧空港のような小さな空港でも出発時刻の1時間半前、羽田のような大きな空港なら2時間前にはついたほうが望ましいです。
郊外にある空港の場合、バスしか交通手段がないことも多いです。
渋滞による遅れのリスクや窓口での混雑を考え、バスでかかる空港までの時間に1時間半を足した時間が最低の出発時間と考えましょう。
バスで行く人はできれば3時間前には家を出たほうがいいです。
飛行機の「出発時刻」って?
電車やバス移動が主な人だと、時々大きな勘違いをしそうなのが「出発時刻」の解釈です。
飛行機の「出発時刻」とは、乗客を全員載せて機体のドアを閉め終わり、動き始める時間なのです。
その前に搭乗手続き(チェックイン)締め切り、保安検査締め切りと、搭乗締め切りの3段階があります。
国外に出る場合はそれに加えて出国の手続きが必要です。
ですから、出発時刻ギリに行ったら絶対に乗り遅れます。
飛行機は「待って〜」と言っても乗せてくれませんので、絶対遅れないようにしましょう。
空港に着いてからの手続き
飛行機に乗るまでには3段階の手続きをしないといけません。
その時間に間に合うように行動しましょう。
搭乗手続き
自動チェックイン機か窓口で、搭乗手続き(チェックイン)を行います。
締め切りは大手なら搭乗の前日の同じ時刻〜30分前ですが、できるだけ早いほうがいいです。
アプリを入れている人ならスマホにチェックイン開始の通知が届きます。
LCCでは搭乗手続きの受付〜締め切り時間が違いますので公式サイトをよく読みましょう。
ANAやJALならスマホで前日からいつでも搭乗手続きができますが、天草エアラインなどの一部のコミューター航空には「出発の1時間前から受付開始」というところもたまにあります。
ANA、JALはスマホや自動チェックイン機で手続きが可能です。
自動チェックイン機では、二次元バーコードやマイレージカード、パスポートで手続きができます。
二次元バーコードは航空会社サイトのマイページから出せますので、スマホで出せばいいですね。
荷物預け
これも30分くらい前に締め切られますが、実際のところ荷物預けのカウンターには結構並びますので30分前では遅いです。
出発時刻の40分前には最低並んでおきたいところ。
繁忙期ですと1時間前でも遅いくらいです。
羽田空港や新千歳空港、福岡空港のような大きな空港だとスーツケースなどは自動預け機でさっと預けられます。
保安検査
飛行機は空を飛ぶものですから、安全には細心の注意が払われます。
ですから、乗る前に保安検査を通過して、持ち物のチェックを受けないといけません。
これも締め切りは出発時刻20分前ですが、やはり混むことが多いので早めに行きましょう。
大きな空港だと30分前でもギリギリです。
保安検査を通過したら、保安検査を通過するときにもらう紙に書いてある搭乗口に向かいましょう。
飛行機に乗るとき
保安検査もすみ、飛行機に乗る搭乗の締め切りは10〜15分前です。
その時間までには搭乗口に着いておきましょう。
しかし、これも早めに行っておくに越したことはありません。
飛行機に乗って離陸しばらくと着陸態勢に入ってから、上空で天候が荒れたときはトイレに行けませんので、搭乗前にトイレはすましましょう。
乗るときは座席のクラスや位置に応じて呼び出しがあるので、搭乗口近くで待っておきましょう。
「ボーディングブリッジ」という、飛行機に直接渡すチューブのような橋で乗ることが多いです。
中には「沖留め」というボーディングブリッジが届かない場所に飛行機が止めてあり、そこまで移動する場合があります。
下まで降りて飛行機のところまで歩いて行ったり、大きな空港だとバスに乗って行ったりします。
LCCは沖留めになることが結構多いです。
沖留めの場合搭乗にも時間がかかりますので、なおさら早めに行くことが大事です。
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