コミューター航空を使おう

飛行機代を安く上げたい人に、LCCの他におすすめなのはコミューター航空です。

でも、コミューター航空ってどんなものなのでしょうか？

コミューター航空って何？

地方の都市どうしや離島を結ぶ航空会社のことをコミューター航空と言います。

限られた路線だけを運行し、機体も小さいことが多いです。

日本国内のコミューター航空で、ライブ遠征に使える路線を運営しているのは

があります。

このうち、天草エアラインはJALとのコードシェア、ソラシドエアはANAとのコードシェアになっています。
そのため、「ANAの方から予約したらソラシド便がある」ことはよくあります（予約画面や空港の案内板にはちゃんとソラシド便の表示があります）。

オリエンタルエアブリッジはANAから、天草エアラインはJALグループのJ-AIRから一部の路線で機体を借りています。

奄美大島などの離島にも、たまに回るバンドやアイドルはいます。

そんな時の遠征にはコミューター航空を使うこともあります。

壱岐もB’zが回ったりしたことがありますが、長崎空港から先はオリエンタルエアブリッジで行くことができます。

天草エアラインの熊本〜伊丹線ですと通常片道1,9100円、繁忙期でも2,4200円です。
28日前までの早期予約だと、9,000円でいけることもあります。

これはかなり安いですよね。

LCCは荷物を預ける時に、オプション料金がかかったりします。

コミューター航空は大手と同様、預けるのに一定重量までは料金がかかりません。

また、LCCは機内で出すドリンクも食べ物も全て有料ですが、コミューター航空には無料のドリンクサービスがあります。
会社によってはおやつのサービスもあります。

しかし、コミューター航空は小さな会社が多いので大手にはない注意点もいくつかあります。

コミューター航空は大手に比べて持っている機材の数がとても少ないです。

また、世界的なパイロット不足の今日この頃、勤務地が地方で遠い場所になりがちなコミューター航空はさらに人手確保に苦労しています。

そのため、機材や人員の確保ができなかったり、突然の機材トラブルで運休することが結構多いです。

運休しても他の大手航空会社や鉄道で行ける手段はきっちり調べておきましょう。

飛行機は基本、小さい機体の方がよく揺れます。

ソラシドエアやAIR DOはコミューター航空の中では比較的大きなジェット機材を使っているのでまだ良いのですが、他の会社の路線だと小さなプロペラ機というのも珍しくありません。

特に離島路線だと小さなプロペラ機を使うことが多いです。

50席未満のプロペラ機だと結構揺れるので、ビビリの人や酔いやすい人は要注意です。
私の乗った機体だと、一度20分間揺れまくっていた経験があります。

また、身体障碍があり車椅子などを使う人の場合、機体が小さいと席数全体が少なく、それだけ車椅子やストレッチャー取り付けに対応した席数も少ないです。
早めに問い合わせて対応できるかどうか確認しましょう。