緊急事態宣言再びでどうなる?

緊急事態宣言 遠征いろいろ

1月7日付で、緊急事態宣言が再び出されました。

今度の宣言ではライブ遠征にどのような影響があるのでしょうか?

自粛はいつまで?

今回の緊急事態宣言の適用は2021/1/7〜2021/2/7までの予定です。
2月に入り感染者数がまだ厳しいため、後述の栃木を除いて3/7までの延長になりました。

もし感染者減少が早く実現できれば3/7から繰り上げられる可能性はありますが、首都圏ではこれから2ヶ月の自粛ライフに入ることになります。

緊急事態宣言の解除目安は「新規患者数が1日500人未満」と大臣の方から言われていますが、東京都に関しては宣言発出前後も連日1,000人を余裕で超えているほど厳しい数字です。
ですから、これ以上延長になる可能性が極めて高いです。

去年の段階で「2021/1/11まで休止」とされていたGO TOトラベルの休止期間も伸びることになります。
首都圏は少なくとも3月までは再開が厳しいです。
これに関してはまた後日調整のうえ発表があるでしょう。

前の緊急事態宣言とどう違うの?

とは言っても、2020年春に出された緊急事態宣言とは違うところもたくさんあります。
これは一年経って、どのように対策すればいいのかということも見えてきたからです。

大きな前回との違いは以下のようになります。

  • 適用は1都2府10県
  • 東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木、福岡、愛知、岐阜、大阪、兵庫、京都
  • 小中高の一斉休校はない

ただし、部活は県単位の判断で停止になっています。
動物園などの公営施設も、自治体の判断により休業や営業時間短縮となるところがあります。

当初は首都圏だけでしたが、大阪や兵庫、愛知や岐阜、福岡などは追加で指定されました。
今後も追加される県があると思われます。

また、適用されるエリア内では飲食店の営業を20時までにするよう求められています。
イートインは20時までですが、テイクアウトや宅配は20時以降も可能です。

また、国が指定するのとは別に県独自で宮崎県や熊本県が宣言を出しています。
これに伴い、両県とも営業を20時までにする飲食店が増えています。

ライブは開催できるの?

前回と違ってイベントの一斉自粛というのではないので、定員の50%以内にすればライブもできないことはありません。

しかし、数日前からの首都圏の爆発的な感染者数増加も考えて、急遽客入れをやめて配信だけになるライブ、中止になるライブも相次いでいます。

「20時までに終演させる」ために、開演時間を変更したライブもあります。

1〜2月にライブ現場参戦を予定していた人は、いつ大きな変更があってもおかしくありません。
3月ごろまですでに中止や時間の変更を行なっているバンドもあります。


公式からの告知をこまめに確認しましょう。

首都圏以外でも変更になるライブが少なからずあるでしょうから、どこで開催される公演でもこまめに公式のお知らせを見ておきましょう。

遠征はしていいの?

日本は強制的なロックダウンは法律の関係上できませんので、遠征したからと言って罰則はありません。

しかし、年越しで帰省した人から感染が何件か出ている以上この状況で首都圏からの遠征はあまり歓迎されないところです。

特に東京はこれだけ感染者数が増えていると、どこでウイルスを知らないうちにもらっていてもおかしくありません。

また、今回適用されない地方も年末から「酒を出す飲食店は22時まで」という自粛体制に入っている地域もあります。

今回の指定地域に在住している人は泊りがけの遠征は諦めて、できるだけ配信での参加にしましょう。
首都圏内で開催されるライブに日帰りで現場参戦したい人も、いつもよりも厳重な対策を心がけ終演後はすぐに帰りましょう。

そのほかの地方の人も、当面は首都圏や関西圏への遠征はしないほうがいいです。

自粛期間中はどうすればいいの?

基本的にはこれまでと同じように、マスク・手洗い・消毒を徹底するしかありません。

「飲み会で感染した」ニュースが大きく取り上げられることから、「じゃあ昼にカフェでおしゃべりならいいんだ」「家に友達呼ぶのはいいよね」と考え違いをする人も多く見られます。
キャバだろうと昼間のカフェだろうと、マスクなしで向かい合ってのおしゃべりは十分コロナ感染リスクがあります。
水商売のお店や忘年会がリスクが高いと言われているのは「お酒で余計気がたるみがち」な環境というのもあるのでしょうね。

首都圏に住んでいるいないに関わらず、食事の時は「ワイワイ騒ぎたい、喋りたいのならばオンラインで」「お店で食事をするときは、一人で行くか同居している人とだけ静かに食べる」ことを心がけましょう。
もちろん、オンラインでない飲み会の誘いは断るようにしましょう。

カラオケはボックスでもスナックでも複数で行かないようにして、掃除や換気の行き届いたボックス店でのヒトカラのみにしましょう

首都圏では飲食店が20時までになりますので、外食は極力早めの時間にするか、テイクアウトにして家で食べましょう。

ライブ遠征に行かなくても、どうしてもの仕事や受験で県外に出たり上京する人は特に注意が必要です。
最大限の対策をして、食事はテイクアウトでホテルの部屋に戻って一人で食べるようにしましょう。

自分がどれだけ対策を頑張っていても、会社の同僚や家族の意識が低くて飲み会やホムパに出かけてもらって来て、自分がうつされてしまうこともあります。
友人や家族で飲み会やカラオケ会をまだやめられない人にはきつく注意しましょう。
聞き入れてもらえない人とは縁の切れ目と考え、距離を取ることも大事です。

健康づくりもコロナ対策のうち!

コロナでの入院患者が増えているために急病や大怪我の時もなかなか搬送先が見つからない問題があります。
防ぎきれない急病は仕方がないですが、「無茶な車の運転をする」「飲みすぎてぶっ倒れる」「遊んで夜更かしをして具合が悪くなる」などという「気をつければ防げる怪我や病気」にはならないようにしましょう。

普段の生活から、体調の安定を心がけて健康づくりをしましょう。
持病のある人は通院や服薬をサボらないこと。

もし感染してもなるべく重症化しないよう、オンラインレッスンやDVDなどで運動をして肥満の人は少しでもダイエットをし、体力をつけましょう。

特に太っていると重症化リスクが上がると言われていますので、現時点で太り気味の人は頑張って減らしましょう。


特にテレワークの人は筋力が落ちがちになりますので、家での運動を欠かさないようにしましょう。


特に今年は普段降らない場所での大雪も多いので、雪の時にチェーンをつけないで車で外出は絶対やめましょう。
交通事故を起こした時に搬送先がなかなか決まらない、と言う事態も現実になりつつあります。

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