中華麺の種類はどんなのがある？

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中華麺ってどんなのがある？

中華麺とは、中国を発祥としたお料理用の麺です。
しかし、中華麺と呼ばれる中には、日本でアレンジされて本場中国とはだいぶかたちを変えたものも少なからずあります。
多くの中国の麺料理は、小麦を使った麺を使いますが、例外もあります。

いったいどのような種類の中華麺があるのでしょうか。

中華麺

担々麺

中国四川省由来の辛いスープの、肉味噌を載せた麺です。
元々中国では汁無し麺の形でしたが、日本でアレンジされて現在のようなスープに浸す形になりました。

担々麺とは

最近は汁なし担々麺も多く出ています。

刀削麺

山西省でうまれた麺料理です。

一昔前までは日本で出しているお店も限られていたのですが、最近この麺を扱っているお店も増えて来て専門店チェーンも出来ています。

文字通り、生地の固まりを勢いよく曲がった刃の包丁で削り出し、お湯の中に飛ばすように落として茹であげる、平たいめの麺です。

上記のような削り方のため、麺の厚みにところどころ違いが出て、それがおいしい食感につながります。

ラーメンのようにスープに浸すもの、肉味噌などのあんをかけて汁無し担々麺のように頂くものなど様々です。

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酸辣湯麺

中国の四川地方、湖南地方由来のお料理です。

文字通り、酢の酸味を利かせた、ちょっとすっぱいスープが特徴です。
麺を入れず、野菜等の具だけをこのスープに入れたものを「酸辣湯」と呼びます、

というかこちらの方が基本形で、麺を入れるのは酸辣湯アレンジバージョンの１つです。
こちらも日本のお店で出すところが増えていますし、インスタントラーメンにもなっていますね。

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炸醤麺

もともと中国の北部で食べられていた麺が原型です。
肉味噌を麺の上に載せて頂きます。

台湾などでも炸醤用の調味料が売っていますので、自宅で作ることもできます。

これを日本でアレンジして、平たい麺を使うようになったのが盛岡のご当地麺として知られる「じゃじゃ麺」です。

炒麺（チャーメン）

日本で言う所の「かた焼きそば」です。
野菜等たっぷりの具と一緒に炒めたり、あんかけをかけたりします。

野菜はネギや玉ねぎ、ニラなどが使われます。

醤油やオイスターソースでの味付けが特徴の、「上海炒麺（上海焼きそば）」もこの範疇に入ります。

陽春麺

上海や台湾で食べられる、具を載せず、薬味程度しか載せない麺です。
ただ、台湾などのお店では多少の野菜を載せる場合もあります。

いわば中華版のかけそばと言うべき存在で、シンプルな造りなだけにリーズナブルなお値段なので日常食べるB級グルメとして現地でも人気です。

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熱乾麺

湖北省武漢近辺で食べられる麺料理です。

小麦粉で作った麺を固めに茹で、熱した油であえてから乾燥させます。
この麺を、食べる直前に再び短時間熱湯で茹でて戻し、胡麻油やラー油、えびなどををブレンドしたたれと絡ませて頂きます。
日本のまぜそばに近い食べ方をしますね。

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